1.今以上に健康・良好になる
2.現状維持
3.ケガ・病気で不健康になる
といった選択肢があるとき、人が決して選ばないのは「3」です。
選ぶ選択肢は「1」か「2」で、あえて「3」を選ぶ人はいないハズです。
1.今以上に健康・良好にならない
2.現状維持できない
3.ケガ・病気で不健康になることはない
といった選択肢があるとき、人が最も選ぶのは「3」かもしれません。
少なくとも「2」を選ぶ人はそうはいないハズです。
→ 言えるのは、人は「プラスになること」よりも「マイナスになること」を嫌がり、「マイナスにならないこと」のほうを優先して裏ぶ傾向がある・・・ということです。
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この傾向は企業の営業・販売戦略でもよく参考にされます。
人は得したいのか?
それとも損したくないのか?
何かをセールスするとき、「購入すると得です」とアピールするより、「これを買わないと損です」と伝えたほうが売上が伸びると言われます(過去の多数の広告比較テストによりわかっています)。
「これを買うと得です」と言って購入するメリットを伝える人が多いですが、実際は「損をしないことを強く訴えかける」ほうがベターだということです。
「買わないとあなたは損します」というアプローチにしたほうが良いというわけです。
もっと得したい・・・と思う人より、損して嫌な思いをしたくない・・・と思う人のほうが多いからです。
「買わないと損しますよ」というセールストークに乗せられてついつい要らないものなのに買ってしまう(=衝動買い)のクセのある人が多いのも頷けます。
営業部門の仕事をされている人こうしたことを取り入れて広告宣伝に取り入れてみると良いと思います。