人は生まれたときから「何かを提供することで対価・報酬を得る」ことをしています。
赤ちゃんならば「泣く」わけです。
~3歳くらいならば「笑顔をふりまく」わけです。
大人はそれを見て何かをしてくれます。
何かを提供して対価をもらう世の中の図式ですが、これはビジネスでも同様です。
営業職は「自社商品を売る」ことで売上を立てます。
非営業職であれば、その部署で求められている仕事を通じて「何かを提供」しています。
何も提供していないのに給料を得ている社員はいないし、いるとしたら完全にぶら下がり社員でお荷物社員です。
非営業職の人は営業職と違って「商品・サービスを顧客に提供していない」というだけであって、社内では何らかの貢献をしています。
最前線で商品・サービスを販売していないので「歯車として使ってもらっている」と揶揄されがちですが、重要な職務をこなしていることに変わりはないと非営業職の人も自信を持つことが大事です。
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学生時代は勉強ができました!・・・と自慢している人もいますが、それは「答えが決まっている問題を解くことができただけ/記憶力とその引き出しが他者よりも上手かっただけ」・・・で、社会に出てから遭遇する数多の諸問題に対応するには苦しいものがあります。
ヘタすれば、そうしたことはPC・AIにとって代わられることであり、そうなると今後は「仕事が無くなる」ようになって淘汰される恐れが高まります。
世の中すべては「淘汰」され精査されていきます。
「次の時代が求める人」になった人が、次の時代で活躍します。
会社内では「人材」から「人財」として認められることで生き残る可能性を高められます。
逆に言えば「人財」として認められれば会社が手放す確率は極端に少なくなり、サラリーマン人生はより安泰です。
そのためにも「何かを提供する」ことが大事です。
そもそも仕事とは「会社が求める需要に応えること」ですから、期待値を上回るほどの提供(=需要に応える)を行なう意識を持つ・・・そして、1年後には「人財」として求められる人になっているか?など、サラリーマンはそんなことを少しは考えてみることが大事だと思います。