どんなことも10年も続けると、その道においてそれなりの経験値が積みあがっているものです。
私もこのブログを書き始めて5年以上が経ちますので、まだ未熟ながらもそれなりの経験値を培うことができたと思っています。
スキルも大切ですが、「継続している事実」はもっと大事で、強力な武器になり得ます。
10年でなくても、たとえ1年間でも何かを継続して「量をこなしている」のであれば、その人はそれなりに強い人です。
例えば、映画を年間100本観るとそれなりの映画評論を語れます。
コロナショックで自宅に巣ごもり状態だったとき、映画を数十本も短期間で観た人は場合によっては下手な評論家よりも映画に詳しくなっているかもしれません。
10年・・・1年に100個・・・1週間で100回・・・という「継続というキーワード」は、要は「量を集中して質を高めた実績」を意味しています。
ラーメン店を年間100軒以上食べ歩く・・・同じくフランス料理店を年間に100軒以上食べ歩く・・・といった行為も、その人の味覚や舌を肥えさせるきっかけになります。
仕事でも、何らかの仕事を100回を1セットと考えて短期間に集中してこなすと、かなりその仕事に慣れることができます。
慣れるだけではなく、その経験がスキルを上げてくれます。
どんな分野でも「10年とか100回」という数字をこなすには強い意思力と行動力が必要になります。
でも、やってみると自分の小さな世界に閉じこもっているだけでは決して気づくことができなかったことに気づけます。
それを仕事に活かし次の仕事を呼び寄せるきっかけにして、さらにはそれらのサイクルを次々とまわしていくようにすると、サラリーマンであっても間違いなく社内で成長していけると思います。