コミュニケーション力を日本語に訳すと「会話力」です。
会話力には大きく3つの要素が含まれています。
1.話す内容
2.話すタイミング
3.話し方
です。
サラリーマンは単なる「話し好きなおじさん」になってはいけないですね。
自分の言いたいことだけを(←内容がダメ)、相手の気持ちを推し量ることなく(←タイミングがダメ)、ただペラペラと話せば(←話し方がダメ)いいというものではありません。
相手からすればいい迷惑です。
「どう話すか」も大切ですが、「自分は話すべき何かを持っているか?」ということも大事です。
ある道の専門家は、確かにその分野において「話すべき何か」をたくさん持っています。
ところが、それを「話すべきタイミング」で披露しないとただウザったいだけになってしまいますから要注意です。
なんら専門家ではなく、会社にぶら下がって給料さえもらえればいい・・・というタダのサラリーマンはあまり「話すべき何か」を持っていません。
だから、そうした人がビジネスの交渉の場に臨んでも相手側から尊敬の眼差しも畏敬の念も持たれることはありません。
交渉の窓口に過ぎなくなります。
ビジネススキルにはさまざまなモノがありますが、その中でもコミュニケーションスキルは特に重要なものですし、すべての会社員は身につけておかなければいけないモノだと思います。
会話スキル(話すべき内容・話すべきタイミング・話し方)を身につけるお手本としては、テレビの司会者やお笑い芸人などを参考にするのが有効な手だと思います。