夏のボーナスをもらったら今の会社を辞めて転職しよう!・・・と思っているサラリーマンもいると思います。
転職活動の準備で必要なのが履歴書と職務経歴書です。
履歴書で大切なことは、空白期間が生じないようにしておくことです。
特に、会社都合(リストラ)退職後に長く空白の期間があるとうまくありません。
プータローで何もしていない時期があまりにも長いと、採用評価としてマイナス要因になりかねない・・・ということです。
リストラされるわ、次が見つからなくてずっとプータローしてるわ・・・ではなかなかキャリアアップの転職ができなくても仕方ありません。
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履歴書よりも重要なのは職務経歴書です。
一部の大手企業を除いて、転職時に学歴なんてほとんど重要ではありません。
大事なのは、この人が入社したらどんな成果をもたらしてくれるだろうか?
期待できる人物なのか?
その期待通りの成果を挙げるのに必要なスキルと実績を持っているかどうか?
・・・という問いかけにに客観的な「イエス」を採用側にもたらしてくれることで、それを担ってくれるのが職務経歴書です。
そうしたことの必然性や蓋然性を書面でアピールするわけです。
だから、職務経歴書に書くべきは単なる自分の職務の履歴を列ねるのではなくて、応募している会社にもし入社したらこんなこと、あんなことを実現できますよ!・・・と訴えかけるような内容を書くと良いと思います。
書くべきことを書いていなかったり、反対に余計なことを書いていたりするとちょっともったいないことになります。
そこで大切なのは「数字」と「客観性」です。
「商品開発部に所属し商品開発を担当」としか書いてなければ何も伝わりません。
「○○という商品を自分を含む3名で3か月間で開発し、その後1年間で2億円の売上となり、営業利益で1億円上の利益貢献を果たした・・・」などと書くほうがベターです。
もちろん、ウソはいけません・・・。
採用面接の場は、ある意味では自分を売り込む場です(だから営業力が必要となりますね )。
売り込む情報を盛り込んだ履歴書・職務経歴書を用意して、面接官が思わず質問をしたくなるようなことを発言したり、書いたりすることが大事だと思います。