世の中には完全完璧人間などいません。
ビジネスでも、完全完璧ということはありません。
完全完璧はないと知りつつ完全完璧に近づこうとする姿勢が大事です。
「常にベストを尽くす」ということです。
行動が早い人は別に準備万端で完全完璧な状態でスタートするわけではないです。
行動の早い人は、「とりあえず試してみよう(トライしてみよう)」という気持ちが強い人です。
好奇心が旺盛・・・だと言えます。
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何かをやろうとするときに大切なのは「常に全力でやってみる」ということです。
全力でやってみた結果が80であれば、100までにあと20足りないということがわかりますから、次はその20を埋める行動を考えればいい・・・となります。
全力を出さないとたとえば50くらいとなり→じゃあ50を埋める必要があるな・・・となるのですが、本当に50すべてを埋める必要があるわけではない!と自分でも本当はわかっているので50すべてを埋めようと本気にはなりません(←手を抜いていることを知っているから)。
終いにはいくつを埋める努力をすればいいのかがわからなくなって、結局イヤになってあきらめてしまう・・・という悪循環、遠回りになります。
人は元来そうした怠惰な性質を持っているものです。
やはり、期限を決めその期限内にやれることを全力でやってみることが大事です。
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私は企業現役時代には他人から「行動がいつも早い」と言われていましたが、それは多分にこうした「完全完璧を求めず、試すつもりでとにかくやってみる」という気持ちが人一倍強かったからだと思います。
もっと秘訣を言うと、最初から1度ではなくて2回~7回くらいやるつもりで行動を起こしていたからだと思います。
それは裏返して言えば「自分は天才じゃないから完全完璧ではない・・・だから他人と同じことをしていたらダメだ・・・他人の倍以上の努力をしなければ同じ土俵に立てない・・・」と自分に言い聞かせることでもあります。
そう考えると時間がとても大事になって、自然と行動も早くなると思います。