仕事で完全完璧を求めていたら、いつまで経っても終わりません。
「理想として完全完璧が望ましい」のは確かなのですが、そうは言ってもそれに固執しているとさらなるビジネスチャンスを逃してしまい、結局はソンです。
会社員時代、私はいつも「完全完璧を求める意識は捨てよう!」と思っていましたし、部下にもそう伝えていました。
完全完璧を求め続けない・・・という意味(求める気持ちは尊重します)です。
それはつまり、何か譲れること(譲歩できること)を用意しておくことでもあります。
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たとえば、サラリーマンがマイホームを購入するとき、いろんな条件を考えると思いますが、それらすべてをクリアする住宅物件はまずない・・・と思います。
やはりどこかで譲る気持ちが必要です。
また、投資に関しても、すべての条件を満たす投資案件などない!と言っても過言ではないと思います。
やはり、優先順位をつけて譲るべきことは譲る・・・という姿勢が大切です。
人間関係においても、結婚相手にさまざまな条件を求めていたら、きっと一生涯独身で過ごすことになると思います。
多少の欠点は目をつぶる優しさや柔軟性も必要だと思います。
完全完璧を求めない・・・ということは優先順位をつけてどこまでを許容範囲にするかを決めること・・・と言い換えられると思います。