人は誰でも自分の好きな事/趣味などがあって、それこそ寝食を忘れて没頭する人もいたりします。
何かに集中して取り組む姿勢は良いことだと思いますし、それによってストレスが発散され、健康的な暮らしができるのなら構わないと思います。
ところが、そんな趣味は一歩間違えば「依存症」となりかねません。
依存症となれば話は別で、病気の一つですから治療が必要です。
では、趣味と依存症とを分ける境目はどこにあるのか?
明確な境目はないように思えますが、一つ言えるのは「他者に迷惑をかけるようになったらその段階で病気と言えるだろう」ということです。
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依存症とは文字通り「何かに依存して止められなくなること」で、一般的に知られているのに「アルコール依存症/ギャンブル依存症/ニコチン依存症」・・・などがあります。
依存症にかかった人は、傾向として自分が依存症であることを否定して、決して認めようとはしません。
認めるのが怖いのだと思います。
場合によっては「すぐにやめられるから自分は依存症(病気)ではない」と思っていたりいます。
ところが、実際にはすぐにはやめられず、結局のところ病気状態にある
わけです。
自分が好きなことをして誰も困らないようなら 「趣味」の世界ですが、他者が困ったり迷惑を被っているなら「病気」状態だと知ることは大事です。
人に迷惑をかけない・・・これは大原則のことですし、自分さえ良ければ何をしてもいい、という考え方はキケンだと思います。
依存症になると否定・否認から入るために、それを覆すのは容易ではなく、なかなか厄介なことになります。
そうならないように「他者への配慮」をいつも忘れないようにすることは大切なことですね。