学生時代にスポーツ部に所属した人はわかると思いますが、そこ(クラブ)には先輩がいて、一番下っ端である自分の存在なんて最初はちっぽけなものです。
何年(何十年)と脈々と続いてきた伝統というのがあって、一番下級生の自分がそのクラブに所属しただけで自分の意のままに伝統が変わることはありません。
そこで必要になるのは「自分がクラブ(組織)に合わせる」ことであって、そのクラブ(組織)が自分に合わせてくれるなんてことは100%ありえないと思うのが正解です。
チームと合わなかった・・・監督やコーチと合わなかった・・・というのは、単に自分がその組織に合わせられるだけの力量がなかった/わがままで根性なしだった/自分が頑固で柔軟性に欠けていた・・・ということの裏返しでもあります。
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会社勤めをするサラリーマンも同じです。
会社組織には「組織の論理」が必ず存在します。
部下は上司に逆らうことができず、また会社方針に従うことが求められます。
それが「組織に属する」ということの意味です。
会社に入って自分の思い通りの先輩や上司や同僚が揃っている・・・なんてことを求めるのはすぐにやめたほうがベターです。
組織を変えるなら、自分に組織内の権力がついてから(=自分が出世してから)の話だと認識することが大事です。
組織には(まずは)自分が合わせる・・・という原則を忘れてはいけないですね。