コロナ禍の中で4月に新卒入社した新入社員にしてみれば、最初は同じスタートラインで仕事を始めたはずなのに、3か月・・・4か月が経つ今、処遇や業績において何らかの差が出たり、開きが生じて悩んでいる人がいるかもしれません。
そこで感じる悩みというのは正常で、誰しも必ず通る道だと思います。
内容的に観れば昭和を生きてきた私たちとは異なる苦しみかもしれませんが、言えるのはどんな問題・悩みであっても最低限それを軽くする処方箋はあるはずだと信じることであり、また、時間が必ず解決してくれるということです。
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新入社員はどこかで「期待と現実のギャップ」に嵌ります。
それは、自分が抱いていた仕事や会社への期待と実際の現場の状況とのギャップだったり、上司や先輩社員から背負っていた自分への期待と実際の力量とのギャップだったりします。
ギャップがあること自体は当然のことなので問題ありません。
問題なのはそれを誰がどうやって埋めるか?・・・です。
そして、その答えは結局「自分自身」にしかありません。
それらはとどのつまり、自分で解決していくしかないわけです。
それが自分の成長の糧となり、やがては一つの財産のようなものになっていきます。
悩みのない人生なんてないし、問題が起きないビジネス社会なんていうものも存在しません。
最初からそう割り切っておいて、若いうちは問題・悩みをウエルカムの姿勢で受け止めると良いと思います。
同期社員との差がついてきたとしても、それだって一時的なものであって、数年後にはひっくり返っているかもしれません。
全然焦る必要はありません。
そもそも他人との闘いではなく、自分との闘いという位置づけでとらえておくことが大事です。
いずれにしても、自分の人生ですから後悔することがないように生きることが大事で、日々燃焼して働いていってもらいたいと思います。