誰かがこう言っていました。
「でっちあげの話を1000人が一ヶ月間信じたら、それはフェイクニュース。
その話を10億人の人が1000年間信じたらそれはもはや宗教であって、信者の感情を害さないためにそれはフェイクニュースと呼ばないよう諭される」・・・と。
以前にも増して最近のニュースには真実でないことが多く紛れて報道されていると思います。
中には、情報操作・印象操作を意図的に行なった悪意ある報道も多々見受けられます。
視聴者を適切ではない方向へ導こうとする主観的な報道には気をつけなければいけないですね。
また、ジャーナリズムと呼ばれる人たちは極力「客観的であれ!」であり、「主観と客観を明確に使い分ける」ことが重要だと思います。
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真面目な学者たちには不愉快な事かもしれませんが、「正確なデータに基づいて論理的に展開する骨太のコメンテーター・本・高説」はなかなか大衆に好まれないものです。
大衆受けするのは、比喩が現実的で、具体例がわかりやすく、またちょっとした風刺が効いた話・文章などで、それらは必ずしも論理的根拠には基づいていなかったりします。
しかしながら、大衆受けが良いことを大衆が求めるため、その結果、人々は一種の錯覚に陥って「大衆受けの良い人はその道の権威だ」・・・と認知しがちです。
いつの世も、世の中はそんなものだと思います。
だからこそ余計に教養を深め、自身の啓発を怠らず、物事の本質を見抜く目を養い、正しいこととそうでないことを見分けながら世の中を生きていく姿勢が大事になると思います。