何かを決断するとき、人は迷うことがあります。
迷う原因の一つがリスクの存在です。
でも、そこで大切なのは「リスクを完全にゼロにすること」ではなく、多少はリスクを抑えたうえで「最良の手を講じること」です。
リスクゼロ・・・が理想であることは間違いないのですが、その状態を追求していたらほぼ永遠に何もできなくなってしまいます。
リスクをできる範囲内で回避・軽減する試みは大事です。
でも、「完全にリスクゼロにすることを求めない」・・・ことも大事です。
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決断に迷って「やるべきかやらないべきか?」・・・に決着をつけるなら、こんな観点で見極めるのも手です。
大切なのは2つです。
1.この決断が間違っていた場合、どんな損失があるだろうか?と計算する
2.この決断が合っていた場合、どういうメリットがあるだろう?と計算する
そして仮に損失があるとしても、それが致命的なことにならないのなら、「やる」ということにGOサインを出すというわけです。
ヘンな話ですが、たとえばこのブログを読むことは、金銭的なリスクはゼロです。
でも、1つの記事を読むのに約3分の時間を使うとすれば、もし役に立たないつまらない記事だった場合にはこの「3分の時間」が損失となります。
反対に、何らかのメリットがあればラッキー!!・・・でしょうね。
決断に当たっては、何らかの自分なりの基準・考え方を持つようにすると、ストレスも溜まりにくくなりますし、前向きに進んでいけると思います。