語彙力にこそ「教養の有無」が垣間見られる

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現役時代、私が外部の人と接して(会話をして)「この人はすごそうだ」「頭の良さそうな人に思えるな~」と感じたとき、その多くの場合において共通していたのは「その人の語彙力」によるものだったような気がします。

 

同じ言葉を繰り返し使わない/難解な言葉も平易な言葉も巧みに使い分ける/こっちが知らないような言葉を用いつつもそれが自然体でまったく嫌味感がない/こっちの言わんことを即座に理解して簡潔に言いまとめてくれる/他者の言葉を咀嚼して言い換えてくれる・・・などといった力量を持った人に出会うと、何だかとてもうれしい気分になりました。

・・・・・・・・・・

若者言葉はいつの世も時代の文化であり、その時代をけん引してくれる要因の一つでもありますが、そのすべてが生き残っていくわけではなく、一時的なブームが過ぎれば消えゆく言葉もあります。

 

若者も歳を重ねればやがて中年・老年となっていきます。

 

その過程で「語彙力」の大切さに気づく人も多いと思います。

 

語彙力は教養のバロメーターになり得るもので、教養の有無/生き様の様子をうかがい知れるものだと思います。

 

どんなことに対しても同じ言葉・たった一つの言葉しか用いないような人は語彙力の乏しい人と言えそうです。

 

料理が美味しいときも「ヤバい」と言い、不味いときも「ヤバい」と言う・・・。

美しいときも「ヤバい」で表現し、汚いときも「ヤバい」と言う・・・。

感動したときも「ヤバい」、つまらないときも「ヤバい」・・・。

 

これだとちょっと人生をもったいなく生きているような気がします。

 

どんなときも「ヤバい」の一言で片づけてしまおうとする語彙力はかなり「ヤバい」と思いますし、他者とのコミュニケーションが稚拙になることは間違いありません。

 

まあ、こんなことを言っている時点で私も十分おじさん状態なのだろうな・・・と自虐的に捉えてしまいますが、それでもやはり語彙力を鍛えることは若いうちからやっておいたほうがベターだと思っています。

 

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