サラリーマンの多くは自分の存在価値を過大評価して、会社側が思っているよりはるかに高い自己評価を(自分で自分に)しています。
自分が自分にする自己評価が高すぎる・・・という厳しい実態は、転職エージェンシーなどに冷静な評価をされて始めて気がつくものです。
今の時点で自分が世間にオークションで出品されたなら果たして年棒(年収)でいくらの値が付くか?・・・をイメージしてみる訓練は大切だと思います。
また、こうした訓練は雇われの身であるサラリーマンに限ったことではなく、雇う側の身である経営者も同様です。
自分は経営者として(社長職を担う身として)、はたして世間的にどの程度の客観評価をされるのだろうか?
経営者は年末や年度末の時期に定期的にこうした振り返りを行なって、できる限りの客観的自己評価をやってみると良いと思います。
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世界には2種類の人がいます。
A)自分の人生に期待している人
B)自分の人生に期待することを諦めた人
困難に直面したとき、両者のセリフは異なります。
A) まだできていないだけ(=いずれできるようになる)
B) もうできない(=自分には無理だ)
「まだ」という二文字が浮かぶだけで、その人の人生は「期待できる未来」が残ります。
「まだ」という二文字が浮かばない人とはまったく違う生き方が残されています。
自己評価を過大にするのはあまりうまくないことですが、かと言って過小評価したり未来を絶望視するのもうまくありません。
言えるのはいつも心に「まだ・・・」という言葉を持ち続けることが大事だということです。
自分には「まだ」隠された力がある!・・・と信じ、自分で自分の未来に期待する姿勢は大切だと思います。