サラリーマンとして働き、上司から指示されたことだけを黙々と行なっているような人は、自分がどんな意義のある仕事をしているのかに気づかないままでいるかもしれません。
ちょっともったいないような気がします。
「仕事とは会社の求める需要に応えること」ですが、その背景に隠されているのは「何らかの価値を生み出している」ということが挙げられます。
この「何らかの価値」について自分なりに検証・確認してみる姿勢が欲しいところです。
たとえば、4月から数えて暦上は約40日が過ぎ、実質的就労日で数えても約20日が過ぎているのが一般的なサラリーマンの就業状態ですが、この40日間(あるいは20日間)で、自分は何を生み出し、それをもって自分の労働対価として給料を得たのか?
・・・と、そんなことを振り返ってみるのも良いと思います。
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会社内で、自分ではほとんど何も価値を生み出していないどころか、何かを生み出して貢献しようとしている人の足を引っ張ったり邪魔をしている・・・という人がいます。
人罪(ジンザイ)です。
社内にいないほうがベターです。
そういう人は巡り巡って経済全体をダメにしています。
ゆがんだ正義感を振りかざしたり、屁理屈ばかりで他者にマウントをとることに生きがいを感じているような人や、とにかく威圧的で自分を崇めてくれないと怒り出すような人は、結局「何か価値あるものを生み出しているわけではない」ということがよくあります。
本来なら、謙虚になっておとなしく控えめにしていなければいけないのに、自分の存在を認めてもらえないことに対する苛立ちから逆に目立とうと抗った態度をとるような人です。
そういう先輩社員がいたら近づかないほうが良いと思います。
朱に交われば朱くなる・・・ですから、近づかないで無視したほうがベターです。
サラリーマンとして働くからには会社から給料を必ずもらっています。
その給料の額をもらうに値するような働き方をしたのか?・・・何らかの価値をキチンと生み出して会社に貢献したのか?・・・会社側が求めている需要に応えることができているのか?・・・などを自分なりに再考してみると良いと思います。