中学生や高校生は「3年間その立場で」過ごすことが約束されています。
その間にいろんな青春時代の経験をすることができるわけですが、日本の教育事情で言えば大切なのは「受験勉強」ということになります。
とりわけ、まずは「一年生」のときに志望校を決めてしまうのが良いと思います。
そのときの選び方は自由です。
自分の偏差値など全く気にせず、ただ単に自分のやりたいことがありそうな進路先を選べば良いだけ、もしくは、その先の人生の中で自分のやりたいことに近道・有利となりそうな進路先を選ぶだけ・・・です。
1年生のときであればこうした選び方が可能です。
つまり、現実は無視して「理想から入る」ということです。
これをやらずに結局3年生になってから進路先を選ぼうとするから、もはや時間が足りなくなって「現状から行けそうなところを選ぶ」というやり方を採らざるを得なくなります。
これはあまりうまくないやり方であり、自分の人生を自分以外のもの(偏差値など)にコントロールされている感が残ります。
社会人になると「時間を味方にする」という概念を学ぶ機会が多いと思いますが、中学生・高校生の頃からこうした訓練をしておくことと、社会に出てから受け入れやすくなると思います。
目標があれば、現状を冷静に見ることができます。
それがなく、「現状から考える癖」がつくと・・・はっきり言えばジリ貧です。
目標を立てるのは、未来を変えるためではなく、(目標を立てて逆算して今為すべきことを知ることで)今を変えるため・・・です。
大人になってからこの癖を身につけようとすると歳をとるほどに時間がかかります。
若いうちから訓練して身につけておくと良いと思います。