サラリーマンがサラリーマンを辞められないわけ

5年以上会社勤めをしている人で、一度も退職もしくは転職を考えたことのない人というのは少ないと思います。

一度くらいは考えたことがあるけども、
1.いろいろ考えたうえで
2.今の状態を守っている
・・・という人がほとんどだと思います。

1の「いろいろ考える」というのは、たとえば安定した収入にならなかったらどうしよう? とか、新しい会社で上司とウマが合わなかったらどうしよう? とか、この先に今よりも良くない状態になってしまったら(失敗したら)どうしよう? ・・・などという懸念のことです。

2の「今の状態」というのは今の会社勤めのまま=サラリーマンを続ける、ということです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先々の失敗を恐れて無謀な行動を控えムリに新しいことを行なわないことは、ある局面ではとても賢明なことです。

ただ、こういう考え方もできます。

馬がニンジンを求めて走り出すとか、サルがエサを求めて芸をするとかと同じで、「行動に先立って報酬を先に求めること」で意欲を保つのはサラリーマン的発想だ・・・と。

サラリーマンは給料をもらって仕事をする人です。
これこれの給料を出してくれたらもっと仕事をするとか、その仕事をやってもいいけどどんなメリットが自分にあるの? ・・・と言ったりするのはサラリーマンです。

先にもらう報酬を計算して、それが見合うようなら行動をする、あるいはそれに見合う分だけの行動しかしない・・・といったパターンです。

ビジネスマンは、その逆です。

働いて給料をもらう人です。

まず先に仕事をする行動があり、得られる報酬は二の次です。
サラリーマンはその特性上どうしても行動する前にとかく得られるモノの証拠を欲しがります。

それによって先が予測できるまで行動を起こさないわけです。条件が整うのを待っているわけです。

サラリーマンがサラリーマンを辞めれないわけがここにあります。 計算ずくで行動しようとしても、なかなかその計算通りの未来が訪れる確約はつくれないものです。

そして、結局行動を起こすことができないまま時間だけが過ぎていきます。

ビジネスマンは報酬を受け取る前に「意欲」をかきたてます。意欲をもっているから行動につながります。

面白いことに、そのほうが結局は予測しきれなかった未来も割と自分にとって有利な未来になることのほうが多いものです。

サラリーマン気質からビジネスマン気質にチェンジするすることが大事だと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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