
「仕組み」というのは、カラクリ箱であり、函数(関数)でもあり、メカニズムでもあります。
何かを入力すると、入力したものがどこかをグルグル回って姿形を変え、出口にポッと出て来るころにはまったく違うものになっている・・・といった感じです。
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サラリーマンが高年収を目指すのなら、誰でもできることができる止まりではダメです。
誰にでもできるということは、それをやる人は賃金の安い人で構わない(できるだけ安い給料で雇いたい)・・・と経営者は考えます。
そもそも「他者に何かをやらされている」という時点で一種の負け組です。
自分に指図する人が多ければ多いほど、実質的な自分の取り分は安くなります。
逆に、他者に向かって指示する機会が多いとしたら、自分の取り分のお金は高くなる傾向があります。
これが資本主義社会の一つの原則です。
組織において「長」の付く立場の人には、部下と呼ぶべき人がいて、何らかの指揮命令権を持っていることが多いハズです。
サラリーマンで高収入を欲しいと思うなら、いずれは「指示される側の人」ではなく、「指示する側の人」になろうと強く意識すると良いと思います。