多くの人は学校教育で教わった「記憶する」ということを後生大事にして生きています。
確かに 「記憶力」はとても重要です。
ただし、学校では試験を受けるために有効だった記憶力も、社会に出ればカンニングがいくらでも許されているので、比重で言えば記憶力よりもその先にある「実現力」のほうが大事です。
学校の試験はほとんどが記憶力の勝負でした。
しかし、社会人として生きていく世界は学校のように試験の世界ではなく、具現の世界です。
具現の世界、すなわち実社会での評価は記憶力以上に実現する力が評価される社会ですね。
まして現代のようにインターネットで検索すればたいていの情報がすぐに得られるようになると、余計にそれら情報をどう分析して最良の果実を実らせるか?・・・という実現力が求められるようになっています。
「具体的にする力」「実践する力」「行動する力」そしてそれによって「達成する力」・・・合わせると「具現力」ですね。
記憶力は確かに手段としてとても重要です。調べる時間を短縮できます。
ビジネス社会はそれを踏まえたうえで、具現力がもっとモノを言うことをサラリーマンは認識しておくことが大事だと思います。