
「人間は、やった後悔よりもやらなかった後悔のほうがずっと大きい」
by エレノア・ルーズベルト(アメリカ32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻)
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短期的には後悔するようなことでも、長期的には人生の糧となってそれを有難く思うことはよくある話です。
ただ、人はできることなら短期的にも後悔をしたくない・・・と思って生きています。
なぜなら、後悔するのは感情的に「辛い」ことだと知っているからです。
また、人は「目先的に苦労したくない/ラクな生き方をしたい」とも思っています。
そのため、道が分かれてどちらに進めば良いか分からないとき、「できるだけラクそうな道」や「目先の損が少なそうな道」を選ぼうとしがちです。
でも、その選択肢が結果的にベスト(ベター)だったかは不明です。
言えるのは、どんな道を選択しても後からそれを後悔せず、良かったと思えるように自分で自分を鼓舞しながら前向きな姿勢で生きていくことが大切だ・・・ということです。
過去はいくら振り返っても変えることはできませんが、未来はいくらでも変えることができます(選択次第で)。
選択の分岐点での決断の動機が、前述の「ラクそう/損が少なそう」で選んだとき、結果的にその決断は誤りだった・・・ということが多いような気がします。
なぜなら、「ラク/損が少ない」という期待値を上回るほどの結果になることは少ないからです。
むしろ、ある程度の「苦労/損」を見越しておくと、実際はそれほどでもなかった・・・となって、また自分の成長の助けに恵まれたりして「良かった」となることのほうが多い気がします。
自分の人生感を確立し、それを大事に生きるようにしたいものです。
判断基準をしっかり持つ・・・ことは大事だと思います。