仕事がつまらないと思える主な原因は「自分がその仕事をすることでどんな効果・結果が導かれ、それによってどんな感謝をされるのかわからないから」・・・かもしれません。
そうした事例は、上司に命じられたことだけをやっているときに多く見受けられます。
つまり「やれ!と言われたから仕方なくやっている」・・・というパターンのときです。
それは自分にとって主体的な仕事ではなく、上司にとって主体的な仕事になっています。
だから「つまらない」のだと思います。
仕事でも遊びでも自分で考えて自分で責任を取ってやることが大切で、そうしないと面白くなりません。
創意工夫というのはそうしたところから生まれてきます。
そういう土俵に自分の思考を移すには「それなら、やってはダメと言われたこと以外はやっても良いんだな」と時には曲解してみるくらいの大胆さも有効です。
あまりに行き過ぎて常識を逸脱するのはうまくありませんが、それくらい乱暴に考えて仕事に創意工夫を取り入れてみると世界観が変わります。
上司の指示は指示としてちゃんと従う・・・従ってうえでこの仕事で絶対にやってはいけないことって何だろう?と裏では考えてみて、じゃあそれ以外のことならやっても構わないな!と自分で自分に納得させて実際にやってみる・・・。
ポイントは「やるべきことではなくて、やってはいけないこと」を探る点です。
後々失敗して叱責・責任を恐れるなら、そうならないように予め保険をかけておくと良いです。
つまり、上司の言質をとっておく/確認してからやってみる・・・ということです。
成果を出して先輩や上司から認めてもらいたい、出世の足がかりを作っておきたいと思うなら、「この仕事で絶対にやってはいけないことを上司に聞いて自分の責任回避を担保したうえでいろいろ試してみる」と良いと思います。
やってはいけないこと以外で何をやったら仕事が楽しくなるのか?・・・をぜひ考えてみてください。