成功者とか一流とか大物とか著名人と言われる人にはそう簡単にアポイントを取って会うことはできません。
こちら側の都合よりも相手本人の都合が優先され、相手にとって何らかのメリット/便益が明確でないとアポイントはとれないのが一般的です。
ただ、そうした人の中には著作を出している人もいるので、直接会えなくても書籍を通してその人の思考法を知ることは可能です。
そしてひとたびその思考法を知ることができれば、後は繰り返し繰り返しその思考法や言葉の意味を自分の中で咀嚼して自分の中に落とし込むことができます。
そうやって自分をその人と擬似一体化させれば、自分単独で何かをするよりもうまくいく確率が上がります。
自分が憧れてその人のようになりたいと希(こいねが)うなら、そうした手法を取ってみるのも手です。
・・・・・・・・・・・・・
「一発屋」と称されるように一度の大成功を成し遂げる人はいますが、その後も成功し続けることはなかなかに難しいものです。
一度であっても大成功を成し遂げること自体がすばらしいことで、難しいことで、確率の低いことですから、それを継続して何回も実現することはさらに低確率で難しいことと言えます。
それをあえて続けて成功するにはどうすれば良いか?と考えたとき、出てくる答えの一つはこうです。
成功の土台を作って、成功サイクルの改善・工夫を怠らない。
多くの人はしっかりした成功の土台を作る前に「やり方ばかり」を求めてしまいます。
ノウハウばかりを追い求める・・・ということです。
でも、それだと地盤の緩い土地に基礎も打たずに建築しようとしているようなもので、たまたまうまくいく場合もあるけどうまくいかないことのほうが多い・・・となります。
土台(=自分の考え方や行動)を変えずにやり方だけを変えて大きな成功を手に入れようとしても、土台が弱い分だけリスクが大きくなるのは当然です。
そうではなく、パソコンで言うところのOSに当たる成功の土台を一度頑強に作り上げることが先です。
それができれば、後はその土台の上に自分の夢や目標を乗せて成功を目指して繰り返すだけです。
言うは易く行なうは難し・・・かもしれませんが、スポーツでも芸術でも勉学でも、「基本・土台」と呼ばれるモノは非常に重要です。
成功し続けるための考え方として「成功の土台部分に着目する」ということを忘れないで行動し続けていけば、失敗をすることは少なくなると思います。