
ビジネスでは「目標と、そこに至る手段が明確になっていて、あとはやる気さえあれば必ずや達成できるだろう・・・」とよく言われます。
これらが目標達成に関して「必要な要素群」であることに間違いはないと思います。
ただ、最後の「やる気」というのはなかなか厄介なモノで、ずっと持続できるほうが珍しいというか、ほとんどの人は持続困難なことかもしれません。
そのため、人は何かを始めても途中で挫折したり、諦めたり、行動をストップさせたりします。
もちろん、目標達成まで何年でも継続して行動し続けられる人もいますが、その継続時間には個人差があります。
その「やる気の継続」を助けてくれる一つの方法が「一人でやらない/一緒にやる仲間を得る」ということです。
ダイエットでも、体型強化でも、スポーツでも、受験・資格取得の勉強でも、副業でも、投資でも、ビジネスでも、婚活でも言えることです。
始めたころの数日は一人でもモチベーション高く取り組むことができます。
でも、数日が経つと熱は冷めはじめ、やがて別のことに関心が移ったり、行動すること自体がイヤになって気づけば一週間・・・一ヶ月と過ぎてしまい、結局何も変わらないままになってしまうことはありがちな話です。
人間は飽きる動物ですが、内面からのモチベーションだけでなく外部からの刺激や仲間との関わりや環境の強制力によって行動を継続できる生き物です。
人の行動継続に関して重要なことは「必要な情報だけ」ではなく、「環境」だと言えそうです。
独学で変われなかった人に必要なのは、新しい情報や教材ではなく「適切な環境に身を置くこと」だと思います。
人には「他人に自分をよく見せたい/自分が愚か者だとは思われたくない」という性質があります。
それこそが「適切な環境に身を置く」ことがヒントになっているのだと思います。























