
意外と知られていないことですが、「電球」を発明した人はエジソンではなく、最初に電気で光を発生させたのがハンフリー・デイヴィ、家庭用として実用的な電球を発明したのはジョセフ・スワンです。
トーマス・エジソンはそれを改良した人です。
ただし、エジソンは単に電球だけにとどまらず、発電機や配線、スイッチ、メーターなどを含む電力供給システム全体を設計して、電球を広く普及させたことで本来の発明者よりも有名になり、一般的に「発明王」として称されています。
昭和の時代、松下電器産業(今のパナソニック)は他者の製造品を改良して世に送り出すことを得意にしていて、社名のマツシタをもじってマネシタ・・・などと呼ばれたりもしました。
何かを発明し、世の中になかったモノを新たに出して認められるようになることはとても偉大です。
最初に何かを生み出した人は一人きりです。
それを改良して、さらに世間の人が受け入れやすくする人もまた偉大で、そうした人は一人きりではなく複数存在できます。
どちらもスゴイ人たちですが、一般的なサラリーマンが目指すべきは後者のほうです。
要は、誰かが成し得たことを後から追随して改善工夫してもっと良いモノに仕上げることに傾注する・・・既存のモノをより良く提供する・・・ということです。
稼げない人は「発明しよう」とします(最初の人になって「スゴイ!」とでも言って欲しいのか?)。
そんな第一人者を目指すのは一部の優秀な人だけでよく、多くの人は世に出た商品・サービスを吟味してからマネタイズしていけば良いと思います。
改善・工夫には限界がありません。
また、失敗するリスクも少なくて済みます。
タダの雇われサラリーマンはそうしたことに気づかないかもしれませんが、ビジネスマンとして羽ばたいていく人は常に改善と工夫を重ねる意識をもって仕事に取り組んでいます。
電球を発明した人の名は知られず改良したエジソンが有名になったように、必ずしも最初の人のほうがベターとは限りません。
言いたいのは「あくなき追求」ですが、最初につくり上げた人であり、かつ、それを改良してさらに良いモノに仕上げている人になればそれは最高に偉大だと思います。
























