友人から「後で連絡をするから待っていてね」と言われ、仮にその時間が過ぎたとしても、「後で連絡をすると言っていたしもう少し待ってみようかな・・・」とそのままジッと待っている人は多いかもしれません(私もそういうタイプですが)。
仕事でもそうしたケースはよくあると思います。
何らかの時期・期限・納期が来たにもかかわらず、自分からは何も動かず、その結果何らかの機会を逃してしまうという残念なことになるかもしれません。
プライベートであればそれでも良いかもしれませんが、仕事・ビジネスとなればその損失は計り知れないものになる恐れがあります。
長期的視野で考えられる人なら、「後で連絡をするから待っててと言われたけど、もし先方がそのことを失念していてこのまま連絡がこなかったら〇〇に悪影響が出てしまうかもしれない。だから何時までに連絡がなければ念のため確認の連絡を入れよう」・・・と考えます。
「一歩先のことを考える」とか、「言われる前に動け」といった、いわゆるビジネス書に書かれていることの大半はこの「長期的視野で考える」ことに関連します。
「約束を守る」ことと対をなして大事になることは「確認をする」ということに他なりません。
相手に委ねつつも自分が主体となってコトを運ぶ姿勢を持っていないといたるところで損をして余計な負担を背負うことになるかもしれない・・・とリスク管理の意識を持つこともとても大切なことだと思います。