時給1500円にしたらどうなるか?

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

ここ数年、最低賃金1000円をいつ超えるか?ということがよく言われてきましたがついに今年実現しました。

私が学生のころは時給450円でアルバイトをスタートしましたが、今や東京都では今年の最低賃金は1,113円です。

時給だけで言えばもうとっくに2倍以上になっています。

ところが、私が新卒で就職したときの初任給は今2倍になっているか?と言えばそんなことはありません。

ほとんど同じか、今のほうがちょっとだけ高い程度です。

つまり、サラリーマンの賃金(初任給)は35年前とほぼ同じなのに、アルバイトの最低時給は2倍以上になっている・・・ということです。

2023年もあと3週間ちょっとですから、年末に向けて「自分が働くことができる=仕事がある」ことに感謝しつつ、自分の給料/時給換算などについて少し考えてみるのも悪くないと思います。

・・・・・・・・・・・・・

最低賃金を今の1.5倍上げて時給1500円にしたらどうなるか?

時給が上がって、低所得者が減って、みんながハッピーになるのか?

短絡的にそう考えるのは早計かもしれません。

時給が上がると、それを雇う人間(=経営者サイド)はどう考えるのか、つまりビジネスとして成り立たせるために何がどうなるのか・・・などを考えなければいけないからです。

経営者としては、時給1500円にした分の差額を顧客に転嫁する/商品価格を値上げする・・・といったことに意識を向けるハズです。

また、雇用人数の削減をして会社として支払う全体の給与額を以前と同程度に抑える・・・ということも考えられます。

赤字ではやってられないわけですから、同じ仕事を人間以外のロボット(機械)にやってもらうように仕組みを変える・・・という手も考えられます。

ロボットを導入するには追加のコストが掛かり短期的には赤字になるかもしれません。

でも、長い目で見て人間を雇い続けるよりコスト負担が減るとなれば一考の余地が出てきます。

経営者はそうしたことをいつも考えています。

最低時給というのは、コストで言えば「人間<ロボット」という不等式が成り立っているギリギリのところで、ここで時給が50%上がったら不等式が逆になる可能性があるわけです。

つまり低賃金の仕事というのは、時給が安いから人間にやらせているだけであって、ロボットのほうが安くなったら(それはつまり最低賃金が上がったら)人間なんて使わない・・・ということも十分にあり得るわけです。

時給アップに伴う人件費の差額分を顧客に転嫁できない場合に起こりうることです。

そうなると一時的に退職者が増え失業率が上がる恐れもあります。

これは数年前に韓国で実際に起こったことでもあります。

また、商品価格に転嫁するとモノやサービスの値段が上がるわけですから、この場合、低所得者の時給が上がって収入増となっても生活コストも同じように上がってしまい、必ずしも生活がラクになるわけではない・・・という何となく矛盾したことになる恐れもあります。

経済というのはいろんなことが複雑に絡み合って成り立っていますから、必ずしもこうしたらこうなる・・・と言い切ることはできませんが、案外、人が理論的に考えたこととは違うことが起きがちです。

なぜなら、人は感情で動く動物で、その感情は非論理的であることが多くあるからです。

最低賃金が上がることでモノの値段も上がってインフレとなり、そのインフレの加速は時給の上昇よりも急カーブを描くとしたら、今よりも生活が苦しくなる/生活困窮者が増える・・・という未来だって起こり得ます。

これは昨年アメリカで起きたことです。

こうした不都合な未来から目を背けず、環境の変化に自らを適応させ、自分の身は自分で守ることを決意し、併せて自分を成長させることが重要だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

注目のお勧め記事!

  1. 2024-6-14

    安心・安定で行動 < 可能性・成長で行動

    「これまでこうやってきてこうだった」・・・と分析することも大切ですが、かと言ってそればかりに頼って常…
  2. 2018-6-4

    わかりやすい説明・報告をするときの留意点2つ

    「人にわかりやすく説明する能力」は、上司であれ、部下であれ、すべての企業人に求められます。 ま…
  3. 2017-10-11

    あなたが一番勉強したのはいつですか?

    多くの人は中学から高校へ進学するときに「勉強」をたくさんします。 なぜなら、人生初めての選抜試…
  4. 2019-7-24

    すべての人が「投資」を学ぶべき理由とは?

    大学生が卒業して社会に出たとき、ほとんどの人の財布の中身はほぼ横並び状態で、大きな差はまだついていま…
  5. 2017-11-15

    【必読】経済的自由を得るための近道

    経済的自由を得るための近道は実は昔から同じです。 ポイントは大きく2つあります。 1.そ…
  6. 2018-7-26

    月々9万円強で「1,000万円」を買う?

    不動産は高額なことが多いので、多くの人は「借金(融資)」をして買います。 仮に「1,000万円…
  7. 2025-8-11

    ある程度の経済的自由で良いので・・・

    以前、富裕層に関するある調査では次のような結果が出たそうです。 対象:【世帯年収3000万円以上か…
  8. 2017-5-20

    さて、私は誰でしょう?

    ここにある「私」がいます。 私はいつもあなたに付き添っています。 私はあなたにとって一番…
  9. 2019-4-8

    「理由」で動くことがナンセンスなわけ

    サラリーマンは「理由」で動き、ビジネスマンは「目的」で動きます。 理由というのは過去に紐づいた…
  10. 2020-3-6

    稼げるときは勢いに乗って稼ぎまくろう!

    自分は元気で健康であっても、家族が病気になったり健康でなくなったりする場合があります。 &nb…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る