サラリーマンの時間給の意味するところ・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

多くのサラリーマンは「会社が自分に時間あたりいくらの経費をかけているか」・・・には無頓着です。

給料以外にも社会保険料の会社負担分とか、交通費とか、退職金の引き当て金や、福利厚生費用など、通常の給料以外にも実際多くの経費を社員にかけています。

さらには会社の家賃、水道光熱費、通信費などもありますから、ザックリと言って一般的に年収の1.5倍程度の費用を負担しているとも言われています。

つまり年収500万円の人ならだいたい750万円がトータルでかかっていると思ったほうが良いわけです。

そういう意味では、自分の時給を計算するときは「年収×1.5 ÷ 就労時間数」という計算式のほうがより正確と言えます。

就労時間数 → 1日10時間就労と考えると1年では10時間×22日×12か月=2640時間

→ 額面年収500万円の人は500×1.5÷2640=2,840円

これが何を意味するのか?・・・というと、いつ如何なるときでも、時間あたりこの分以上の貢献を自分は会社に提供・貢献しなければ会社は潰れてしまう/自分の存在価値がなくなってしまう・・・ということです。

つまり、その金額以上の売上を上げるとか、コストを落とすとか、生産性を上げるとか、トータルでこの金額以上の付加価値を提供するなどといったことです。

もっと言うと、1日当たり28,400円以上の価値を提供・貢献しなければ赤字社員に成り下がってっしまう・・・ということです(額面年収500万円の人の場合)。

仕事が終わって帰宅するときに、「よし!今日もキチンと自分の時給以上の分の仕事をしたぞ」と胸を張って言えることが大事です。

当たり前ですが、年収が高い人はその分時間給も高くなります。

また、単にこの数字をギリギリ越えた程度の提供・貢献では会社側にとって何もメリットがありません。

可もなく不可もない社員・・・ギリギリ赤字にならない程度の社員・・・というわけですから、大きな出世や昇給は期待できるハズがありません。

赤字社員(会社が受け取った以上のものを社員に支払っている状態)に転落するとリストラの対象になります。

出世・昇給を勝ち取る人は、この提供・貢献度合いが大きな人ですから、そこを意識して多大なる貢献を会社側に提供することが必要です。

「自分の時給がいくらだ(こんなに安くこき使われている・・・」と自分がいかに恵まれていないかを語るサラリーマンがいますが、組織運営の基礎を知り、自分の貢献度合いを知り、公平な視点で自分の存在価値を計ることが大事だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2020-11-5

    【営業パーソン】キャクラクター営業は早く卒業すべし!

    営業の世界には「キャラクター営業」という言葉があります。 営業マンが商品の…
  2. 2017-11-1

    一流は「間(ま)」を縮める努力をしている

    毎日何かを連続してやっていると、次の日は「前回(前日)の終わり」からスタートできます。 ところ…
  3. 2023-9-9

    「自動的にお金が入ってくる仕組み」を持つ

    ある経営コンサルタントの人がこう言っていました。 「この仕事をしていると実に多種多様なビジネス…
  4. 2017-9-7

    お金を増やすより「財資産」を増やそう!

    世の中には、さまざまな「稼げる話」、「儲け話」が氾濫しています。 それこそ玉石混交で、中には…
  5. 2019-9-14

    アメリカで注目される「FIRE(ファイア)」

    アメリカの若くて高報酬を得ている人に「あなたはFireになりたいですか」と聞けば、通じる人には通じる…
  6. 2019-4-8

    「理由」で動くことがナンセンスなわけ

    サラリーマンは「理由」で動き、ビジネスマンは「目的」で動きます。 理由というのは過去に紐づいた…
  7. 2021-8-17

    大金を遺すこと(遺産)は必ずしも子のためにならない

    親としては自分の子どもにそれなりのお金を遺してやりたい・・・と少しは思うものです。  …
  8. 2018-9-18

    【必読】不動産投資では賃貸管理会社選びも重要です

    不動産投資は、所有する不動産物件から毎月「家賃収入」を得ていく流れです。その際、所有する不動産物件の…
  9. 2019-11-16

    「残す」「あげる」は割に合わない財産移転方法かも?

    自分の財産を「残す」・・・というのは結局相続となり、相続税がかかります。 自分の財産を「あ…
  10. 2018-5-6

    定年後(老後)の準備は貯金だけでは心許ない・・・

    サラリーマンの定年年齢が徐々に引き上げられています。 今の若い人には信じられないかもしれません…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る