「自分はすごい経営者だ」と思った瞬間が「終わりの始まり」

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会社を倒産させてしまう経営者にはいくつかの特徴があります。

その一つが「自分はすごい経営者だ」と思い、自意識過剰から傲慢に陥ってしまうことです。

そうなった瞬間が「終わりの始まり」です。

謙虚だった社長の言動が、何かをきっかけに少しずつ変わってくる事例をいくつも見てきました。

言葉遣いが少しずつ横柄になってきたときはその兆しが見て取れます。

普段の言動が乱暴になると周囲は気づきますが、当の本人は気がつきません。

また、服装もブランド品が増えます。

お金があるのですから自分の好きなように何を買っても(着ても)いいし、どんな車に乗ってもいいのですが、問題はそれをSNSや自社ホームページなどでアピールし始めることです。

そうしたことをすれば、会社の幹部や一般社員や銀行の融資担当者などはあまりいい気持ちになりません。

自分は嬉しいかもしれませんが、そんな投稿を見ても誰も喜びません。

「自分が経営者としてどれだけすごいか」を遠回しにアピールしたいのだと思いますが、そうした自己承認欲求によるアピールはむしろ逆効果です。

言葉遣いが乱暴・横柄になる・・・服装が派手になりネットで見せびらかす・・・といった傾向が現れ始めるとヤバイです。

社内で社長の暴走を止められる人はいませんから、本来は社長の家族(配偶者など)がそれを指摘・防止してくれると助かるのですが、たいていはそれも難しいようです。

さらには投資詐欺に騙されるリスクも高まります。

そうして、半年後・・・1年後に何が起こるかと言うと、古株・幹部・信頼していた社員たちが突然退職していきます。

主力メンバーがどんどんいなくなり、その結果、取引先との契約も減り、売上激減・・・経営危機に陥ります。

これまでもそうした危機は何回もあったはずですが、そのときには幹部・社員たちのお陰で何とかなっていただけです。

それがなくなり、偉ぶっているだけの社長一人の力では無力です。

社長の権力が通用するのはあくまでも自社内だけの話で、外部へ向かっては権力よりも権威が必要ですが、肝心の権威はそうした社長には備わっていません。

結局、倒産や廃業も時間の問題となっていくわけで、経営者はこうしたことを頭によくよく入れておくことが大事です。

自慢して見せびらかすようなことをやってしまうと不思議と人生が暗転していく・・・ということを知っている人は知っています

だから、世の中にはまだまだ知られていない名経営者やお金持ちや立派な人が多くいるのだと思います。

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