「自分はすごい経営者だ」と思った瞬間が「終わりの始まり」

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

会社を倒産させてしまう経営者にはいくつかの特徴があります。

その一つが「自分はすごい経営者だ」と思い、自意識過剰から傲慢に陥ってしまうことです。

そうなった瞬間が「終わりの始まり」です。

謙虚だった社長の言動が、何かをきっかけに少しずつ変わってくる事例をいくつも見てきました。

言葉遣いが少しずつ横柄になってきたときはその兆しが見て取れます。

普段の言動が乱暴になると周囲は気づきますが、当の本人は気がつきません。

また、服装もブランド品が増えます。

お金があるのですから自分の好きなように何を買っても(着ても)いいし、どんな車に乗ってもいいのですが、問題はそれをSNSや自社ホームページなどでアピールし始めることです。

そうしたことをすれば、会社の幹部や一般社員や銀行の融資担当者などはあまりいい気持ちになりません。

自分は嬉しいかもしれませんが、そんな投稿を見ても誰も喜びません。

「自分が経営者としてどれだけすごいか」を遠回しにアピールしたいのだと思いますが、そうした自己承認欲求によるアピールはむしろ逆効果です。

言葉遣いが乱暴・横柄になる・・・服装が派手になりネットで見せびらかす・・・といった傾向が現れ始めるとヤバイです。

社内で社長の暴走を止められる人はいませんから、本来は社長の家族(配偶者など)がそれを指摘・防止してくれると助かるのですが、たいていはそれも難しいようです。

さらには投資詐欺に騙されるリスクも高まります。

そうして、半年後・・・1年後に何が起こるかと言うと、古株・幹部・信頼していた社員たちが突然退職していきます。

主力メンバーがどんどんいなくなり、その結果、取引先との契約も減り、売上激減・・・経営危機に陥ります。

これまでもそうした危機は何回もあったはずですが、そのときには幹部・社員たちのお陰で何とかなっていただけです。

それがなくなり、偉ぶっているだけの社長一人の力では無力です。

社長の権力が通用するのはあくまでも自社内だけの話で、外部へ向かっては権力よりも権威が必要ですが、肝心の権威はそうした社長には備わっていません。

結局、倒産や廃業も時間の問題となっていくわけで、経営者はこうしたことを頭によくよく入れておくことが大事です。

自慢して見せびらかすようなことをやってしまうと不思議と人生が暗転していく・・・ということを知っている人は知っています

だから、世の中にはまだまだ知られていない名経営者やお金持ちや立派な人が多くいるのだと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2020-1-20

    不動産バブルの見分け方

    1980年代後半に蔓延した日本の不動産バブルの時は、都心の不動産の賃貸利回りが2%以下だったそうです…
  2. 2017-7-27

    月収よりも年収/年収よりも財資産を意識する

    この時期の25日~31日というのは、サラリーマンの給料日に該当する日が多いと思います。 給料は…
  3. 2016-12-26

    不動産投資・投機熱が上がっている?

    先日、街の不動産屋さんの前を通りかかったら、表のガラス窓に「あなたもサラリーマン大家さんになりません…
  4. 2019-12-23

    将来の経済的不安を和らげるためにまずすべきこと

    将来の経済的な面(金銭面)において不安にならない人はいない・・・と思いますが、その不安を呼び寄せてい…
  5. 2017-1-10

    労働力不足→有効求人倍率上昇→技術革新

    仕事選びで極端なことを言うと、自分の希望する基準を下げれば世の中にそこそこの職(求人)はあります。 …
  6. 2021-5-19

    【クイズ】高級羽毛布団はどうやって売れるようになったのか?

    あるお店での実話です。 そのお店の店頭では2種類の価格設定で羽毛布団が売られていたそうです。 …
  7. 2018-8-3

    トイレのハンドドライヤーとビジネスチャンス

    最近思うのは、どこのトイレに行っても紙タオルを置いているところは減ってきていて、むしろハンドドライヤ…
  8. 2018-4-15

    人生、想えば成るものです!

    私は2014年春までは、普通に会社員生活を送っていましたが、50歳の誕生日で会社を退職してリタイア生…
  9. 2019-5-22

    リタイアするときまでに、その後の「主となる収入源」を確保しておく

    政府は「生涯現役」を掲げ、現状の公的年金の支給開始年齢を65歳から70歳に引き上げようと画策している…
  10. 2017-4-13

    企業にとっての「優良顧客」とは?

    自社商品を購入してお金を支払ってくれる人はどんな会社にとっても「お客さま」ですが、あえて区別をすると…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る