悪いニュースこそ、隠さずすぐに報告する

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フジテレビ問題でいろんな人がいろんな所見を述べていらっしゃいます。

それぞれに正しく、また昔は何も考えていなかったことでも今では「他山の石」としていろいろ考えさせられる・・・という人も多いと思います。

・・・・・・・・・・・・

「各種ハラスメント/性的接待/理不尽な強要」などは誰もが「あってはならないこと/悪いこと」という認識で一致していると思います(今では)。

そうした「悪いこと」は、仮に、事件が発生しても闇に葬られる・・・バレなきゃ大丈夫・・・バレてもお咎めナシ・・・という企業文化があるとしたら絶対に改善されないし、悪いことは日常的に発生していきます。

そうした「悪いこと」を露見させ、起こした張本人を罰し、社会的な制裁も受けさせる・・・ということが企業風土として存在していることが大事で、その企業風土がまだ存在していないなら今からでも存在させることが大事です。

社会的問題が起きてそれまでの社長が退任したとき、後任となった社長の多くは「報告・連絡・相談が大事で、特に悪い報告こそ隠さずにすぐに報告するように!」と言います。

言っていることはそのとおりでもっともなことです。

それまでは、あえて上に報告をせず無かったことにしたほうが上にとっても下にとっても都合が良かったことがあったかもしれません。

でも、ひとたびそうした体質が公になってそれがいけないことだと周知された以上は、昔の当たり前を「今は当たり前じゃない!」に変化させることが求められます。

つまり、そういう企業文化をかつて持っていたとすれば、逆の企業文化に変えていく必要があります。

社長が口癖のように、「悪いニュースは真っ先に報告するように!」・・・と言い続けて、かつ、それを実際に行なった勇気ある社員を決して理不尽に罰することなく、むしろ高評価していく風土が根付いていったら会社は間違いなく良い方向に変わります。

少しずつ雰囲気が変わっていくハズです。

また、悪い報告を上に上げず、人知れずそっと何とか解決している社員を野放しにしておくのではなく、それが発覚したら間違いなく厳しく罰する、制裁を科す・・・ということもやらなければいけません。

そうすることで社長の言を形骸化することを防がなくてはいけません。

社長は烈火のごとく怒り、「こんな悪いニュースがまったく報告されていないのはどういうことだ!」「誰がどこまで報告したのか、報告を止めたのはどこのどいつだ?」と追及することも大切です。

そうすれば、社員は「あー、社長は本気だな」と気づきます。

そして、ここからが重要なところですが、そうやって悪いニュース(報告)が上位職に上がることで、社長は担当リーダーに「で?キミはどんな手をいつまでに打つつもりかね?!」と解決策を出させることができるようになります。

リーダーは、「それは現場が勝手にやります」とは言えないし(以前はそうしていたけど)、自分が無理やりにでも関わることになり解決させることが仕事になります。

そうした循環が巡り巡って会社は徐々に良い会社になっていくと思います。

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