悪いニュースこそ、隠さずすぐに報告する

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

フジテレビ問題でいろんな人がいろんな所見を述べていらっしゃいます。

それぞれに正しく、また昔は何も考えていなかったことでも今では「他山の石」としていろいろ考えさせられる・・・という人も多いと思います。

・・・・・・・・・・・・

「各種ハラスメント/性的接待/理不尽な強要」などは誰もが「あってはならないこと/悪いこと」という認識で一致していると思います(今では)。

そうした「悪いこと」は、仮に、事件が発生しても闇に葬られる・・・バレなきゃ大丈夫・・・バレてもお咎めナシ・・・という企業文化があるとしたら絶対に改善されないし、悪いことは日常的に発生していきます。

そうした「悪いこと」を露見させ、起こした張本人を罰し、社会的な制裁も受けさせる・・・ということが企業風土として存在していることが大事で、その企業風土がまだ存在していないなら今からでも存在させることが大事です。

社会的問題が起きてそれまでの社長が退任したとき、後任となった社長の多くは「報告・連絡・相談が大事で、特に悪い報告こそ隠さずにすぐに報告するように!」と言います。

言っていることはそのとおりでもっともなことです。

それまでは、あえて上に報告をせず無かったことにしたほうが上にとっても下にとっても都合が良かったことがあったかもしれません。

でも、ひとたびそうした体質が公になってそれがいけないことだと周知された以上は、昔の当たり前を「今は当たり前じゃない!」に変化させることが求められます。

つまり、そういう企業文化をかつて持っていたとすれば、逆の企業文化に変えていく必要があります。

社長が口癖のように、「悪いニュースは真っ先に報告するように!」・・・と言い続けて、かつ、それを実際に行なった勇気ある社員を決して理不尽に罰することなく、むしろ高評価していく風土が根付いていったら会社は間違いなく良い方向に変わります。

少しずつ雰囲気が変わっていくハズです。

また、悪い報告を上に上げず、人知れずそっと何とか解決している社員を野放しにしておくのではなく、それが発覚したら間違いなく厳しく罰する、制裁を科す・・・ということもやらなければいけません。

そうすることで社長の言を形骸化することを防がなくてはいけません。

社長は烈火のごとく怒り、「こんな悪いニュースがまったく報告されていないのはどういうことだ!」「誰がどこまで報告したのか、報告を止めたのはどこのどいつだ?」と追及することも大切です。

そうすれば、社員は「あー、社長は本気だな」と気づきます。

そして、ここからが重要なところですが、そうやって悪いニュース(報告)が上位職に上がることで、社長は担当リーダーに「で?キミはどんな手をいつまでに打つつもりかね?!」と解決策を出させることができるようになります。

リーダーは、「それは現場が勝手にやります」とは言えないし(以前はそうしていたけど)、自分が無理やりにでも関わることになり解決させることが仕事になります。

そうした循環が巡り巡って会社は徐々に良い会社になっていくと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2019-4-6

    企業も人も「長期目線」を持ち「利益を蓄積する姿勢」が大切です

    中途採用社員の中には、入社早々野心丸出しで、会社を自分の手で変えようと意気込む人がいます。 中…
  2. 2022-8-6

    「お金を切り崩す老後生活」から抜け出そう!

    一説には老後資金に必要な金額は夫婦2人で2千万円とも5千万円とも言われていますが、どれも正解であり不…
  3. 2017-5-14

    事実と意見の違いに注意を!

    本を出版するときは必ず「プロフィール」を記載します。 これがけっこう曲者(くせもの)です。 …
  4. 2018-2-12

    反復なくして成果・結果なし!

    お酒を飲むと誰だって多少は酔います。 同じように、いい本やいいセミナーを受けると、「ああ良かっ…
  5. 2020-3-25

    【2020年3月株式暴落状態】株価暴落時の株の買い方

    3月の株式市場では上場している株式がほぼ全面安・暴落状態となり、ほんの1ヶ月前と比べると2割~3割ほ…
  6. 2018-3-26

    リタイア後の3つの収入源

    戦国武将・毛利元就の「3本の矢」の教訓は有名です。 本質は「1本の矢だとすぐに折れてしまうが3…
  7. 2020-1-3

    お金の使い道は大きく3つ/投資のススメ

    子どもの頃、「お年玉は貯金しなさい」と親に言われた人は多いと思います。 私もそうでした。 …
  8. 2017-1-13

    日米間の10年国債金利に2%の差があると・・・

    世界を股にかけてお金の運用をしている、いわゆる「機関投資家」と呼ばれる大手投資家は、その運用の一つに…
  9. 2017-5-13

    中途採用で求められるのは、即戦力+成長力のある人材

    企業で中途採用を実施しているところは多くあります。 そうした企業で求める人材というのは何も「即…
  10. 2018-4-6

    投資資金を区分けすることも大切です

    お金がある程度貯まってきたら、人はそれを使って「お金を増やしたい」と思い始めます。 お金を増や…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る