リーダーは言葉の定義をはっきりさせなければいけない

組織を作るとき、私がいつも行うことの一つに「共通言語化」があります。

それは言葉の定義を同じにすることです。

組織内で用いられる言葉の意味は誰が使っても同じ意味でなければ意思疎通が図れません。

言葉には力があります。

誰がその言葉を発信するかに関係なく、組織内では言葉だけが独り歩きをすることが多々あります。

そのときに、言葉の定義を同じにしておかないと誤解を生じ、エラーを発生させます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人は誰でも簡単に言葉を使いますが、自分が意図して使っている言葉がそのまま相手に伝わっているとは限らないことを知っておくことも重要です。

たとえば、会社では「会社」「企業」「仕事」「お客」「営業」「リーダーシップ」「マネジメント」「ビジネスモデル」 「組織」「プレゼンテーション」「成功」「成長」「研修」「教育」「謙虚」「素直」「誠実」「がんばる」・・・などいろんな言葉を使いますが、それらすべてに関して別の一言で言い表せる定義づけが必要です。

言葉の定義を持ち、自分の哲学を持った人であれば組織をまとめて組織力を発揮することができます。

私が名もない未上場の会社を東証1部まで上場させて、一つしかなかった会社をグループ8社経営にまで広げることができた背景にはこの「組織力」が大きく影響しています。

組織力を発揮するにはどうしても「共通言語化」は避けて通れない道だと思っています。

経営がうまくいっていない会社ではこのステップが抜けていると思います。

つまり、「経営者が使う言葉」を社員に浸透させていない・・・共通化していない・・・ということです。

もっと言うと、経営者自身が自分の哲学や定義を持っていないということです。

自分の言葉、言葉の定義を持つことが大事です。

他人の言葉で掲げたビジョンや理念は自分の言葉ではないから、実現しなくて当たり前です。

また、自分で定義した言葉の意味を社員たちも理解、納得してくれることもとても重要です。

そのためには、世間の常識から大きくズレたものではナンセンスです。

自分の言葉を持つこと、言葉を定義すること、哲学を持つことは経営リーダーとしてとても大切なことだと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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