若くして独立起業してビジネスを始める人は
1.自分が集客して
2.自分が商品を作って(あるいはサービスを提供して)
3.自分が集金して
4.自分が帳簿をつけて
5.自分が経営する
・・・の繰り返しを行います。
最初はそれでも仕方ありませんが、いつまで経ってもそのままだと「個人経営」のままとなります。
個人経営のままでももちろん構わないのですが、組織経営に移行するには一度組織図を描いてみると良いと思います。
そして、その組織図の担当者欄にいかにして「自分」と書かなくて済むか・・・?を考えることがステップアップのコツです。
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ビジネスでは、経営者になろうと思ったら自分の手をどんどん放していって「仕組みでまわす」ということを考えることが重要です。
属人的な部分を少なくしていくわけです。
極端なことをいうと、昔からよく言われることですが「経営者が1年間旅行に行っても売上と利益がバランスよく伸びている仕組みを構築すること」が良き経営です。
人は誰でも現状に流されやすく、目先の仕事に追われているとついつい 「理想形」を忘れがちです。
そして、自営業者は組織経営という発想から遠ざかってしまいがちとなります。
何度も言いますが、それが決して悪いわけではありません。
でも、その一歩先を行くのであれば、自営業者の殻を破って新たな世界に足を踏み入れることが必要です(特に若年齢の人ほど)。
今・・・ではなく、5年後・・・10年後・・・、「自分」が仮にいなくても経営が順調に動く仕組みを作ることに意識を向けることは大切だと思います。