人口減が叫ばれて久しい日本ですが、データによると2016年に生まれた子どもの数がついに100万人を下回ったそうです。
1885年以来はじめてで、実に130年ぶりのことだそうです。
130年前なんて誰も生きていませんから、これらの歴史をすべて知っている人は誰もいません。
言わば「未知の世界」に入り込んでいるようなものです。
子ども向け商品・サービス業界は今後も苦戦を強いられるかもしれません。
なぜなら、急に子どもの数が回復するとはちょっと考えにくいからです。
そうなると、今までと同じ商品・同じサービスを提供しても、それを受ける側(需要)のキャパが少ないためなかなか売れない・・・となります。
そういうときだからこそ、創意工夫の姿勢が重要です。
付加価値をつける・・・今までにない商品を開発する・・・新たな需要を喚起する・・・など、経営努力が必要になってきます。
自分で限界を決めたらダメです。
あきらめない限りどこかで打開策は見つかるものです。
自社・自分の可能性を信じることが大事です。
子どもを対象とするビジネス業界の方々には、旧態依然として「受け身」の姿勢で展開してきた経営者が多いと思います。
そろそろ意識を変えて、業態変換や新しい発想で商品・サービスを考案する時期に差し掛かっているのではないか・・・と思います。