早いところでは、5月から「クールビズ仕様」ということで、ネクタイ着用を免除している会社もあると思います。
加えて、昨今ではそもそもスーツを着て仕事をする/しなければいけない・・・ということが社会的にも疑問視されるようになってきたような気がします(まあ、そうは言っても日本はまだスーツ姿が基本とされるビジネス社会ですが・・・)。
何かと話題の「IT社長はなぜモテるのか?」というニュースで登場してくるIT社長たちはまあ、ほとんどスーツは着ていないですね。
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学校の理科の先生といったら、スーツ姿やジャージ姿よりは「白衣を着た姿」のほうが信憑性があります。これが体育の先生となれば、逆に「ジャージ姿」のほうが安心感があります。
また、校長先生となれば白衣姿でもジャージ姿でもなく、やはり「スーツ姿」のほうが貫録があると思います。
また、左官業や造園業などに従事している人であれば「作業服」を着た人のほうがプロっぽいですから、工事で説明を受けるにしてもそうした人からのほうが安心できます。
このように、世間にはTPOに応じたビジネスの服装があるもので、すべてのビジネスにおいてスーツ姿/ワイシャツ姿が望ましいわけではありません。
着用する服装は、そのビジネスや職種に応じて、それぞれ創意工夫したり試行錯誤して、もっとも売上が高くなるものを選ぶことが大切です。
そんなところにも、売上/利益アップのヒントが隠れていると思います。また、社会人としてそうしたことにも気を配り、周囲との調和を取る(=周囲との調和を乱さない)ことも大事です。
そして、得られる結果は自己責任として受け入れる覚悟が必要です。
その覚悟が持てない人は大人の顔をした子どもであり、社会人とは名ばかりでまだまだ学生気分の抜けない中年社会人と言えるかもしれません。
私は「ジーンズにTシャツ姿」で仕事をする人たちを否定はしません。ただし、周囲の人の感情をキチンと理解し、自己責任で結果を出すことが大前提だと思っています。
個性を大切にする・・・と言われて久しいですが、こうした発想も個性を大切にすることの一つだと思います。