商談は演繹法でスパッ!と・・・
- 2015/11/9
- ビジネス・経営
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ビジネスの商談などの場で、相手に意見や結果などを伝えるときには、その「要因」に当たることも説明するとより説得力が増します。
要因とは、「重要な原因」です。
多くのビジンスマンは無意識のうちにこのやり方を使っています。
たとえばこうです。
「それについては、○○だと考えます。
なぜそう考えたかと言えば、それには大きく3つの要因があります。
まず一つ目の要因は、△△です。
そして二つ目の要因は、□□です。
最後に三つ目の要因は、●●です」
こう話すと、聞いているほうも非常にわかりやすく聞きやすくなります。
まず最初に「3つあります」と言われると、人は「あーそうか、3つなんだな・・・」と心の準備ができます。
逆にこれがないと、聞いていてもいったいいくつ出てくるんだ???と要領がつかめなくてわかりにくくなったりします。
また、その要因は一つだけだとちょっとインパクトが弱く、5つ・・・7・・・だと聞いている方が覚えられなくてこれまたインパクトが弱くなってしまいます。
そういう意味で3つだと覚えやすいし、話す時間も短くて済み、ちょうど良いと思います。
要因を3つ作り、結果(意見)の後にそれを順番に話す・・・これはビジネスのプレゼンテーションでも宣伝広告でもよく使われる手法の一つです。
帰納法で積み上げていく話し方も良いのですが、スパッ!と直球でまず結論を言って、その後にその要因を簡潔に言う・・・という演繹法のテクニックのほうが有効なことは多いと思います。