不動産投資(不動産賃貸事業)をしている人にとって「空室」は最大の敵であり、いかにして自分の保有している不動産物件に賃借人がついてくれて満室に持っていくか・・・がとても重要な命題となります。
物件を購入するときからすでにその戦い/競争は始まっており、購入時に満室であればラッキー!ですが、満室であっても満室でなくても最初から「いかにしてこの収益不動産物件を満室に持っていけば良いのだろうか?」と自問しておくことは大切です。
また、その質問を物件購入時に賃貸管理会社にしてみるのも良いと思います。
ここで重要なのは、その質問の仕方です。
うまくない質問の仕方はこの物件は良い物件だと思われますか?」とか「この物件は満室になりますか?」・・・というストレートで単純な聞き方です。
聞かれたほうは適当にイエスと答えるのに決まっています。
聞き方としては「この物件を満室にするためには、どのような募集条件で、どのような入居者をターゲットにすればいいですか?」とか、「この物件を満室にするために足りない設備や付加価値は何だと思いますか?」と聞いたほうがはるかにベターだと思います。
導き出される答えはより具体的なノウハウ、テクニックに準じたものになるはずです。
ビジネスにおいて「質問の仕方」はとても大切なスキルとなり得ると思います。