営業力に乏しい人は起業すると苦労します

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

サラリーマンの中には社内で上の立場になって高給取りになると「世間でも高給取りができる」と自分を過信・カン違いをしてしまう人がいます。

確かにそういう人もいますが、多くの人は「その会社内限定での高給取り」止まりです。

世間でも高給取りになるためには、それなりのスキル・・・とりわけ「営業力」が必要です。

この営業力には「マーケティング力や交渉力や販売力」を含みますが、会社内の営業部門に所属しているからといって必ずしもこの能力が高いとは限りません。

なぜなら、たいていの場合は仕組みが出来上がった状態の営業部にたまたま配属されて、その後社内で出世したに過ぎないからです。

ゼロから自分で営業部門を立ち上げて発展させたわけではないからです。

以上はあくまでも高給取りの話であって、「世間で別に高給取りでなくていい」と思うのであれば、ある程度のスキル・能力を持っていれば何とかなると思います。

・・・・・・・・・・・・

高偏差値の大学を卒業して大企業に勤務し、社内でも順調に出世して社会的な地位も名誉もある・・・という状態から、欲をかいて定年前に独立起業を夢見る人がいるかもしれません。

最後に一花咲かせよう!と一念発起する姿勢は立派ですが、でもその人に「営業力」がキチンと備わっていないとしたら独立後に痛い目に遭うと思います。

アドバイスとしては「独立しないで定年まで会社にしがみついたほうが良い」・・・です。

地位も名誉も現在の高給もいったんリセットして自営業者(たとえ形式上は株式会社の代表取締役であっても)の道に足を踏み入れる勇気には感服します。

でも、サラリーマンのように黙っていても毎月会社から安定的に給料が振り込まれるのと、独立して自分で稼がないと1円も収入が入ってこないのとでは雲泥の差があります。

最初からうまくいかないのは覚悟のうえ・・・とは言うものの、その後もずっと失敗を繰り返し、やがて何をどうすれば良いのかわからなくなって身動きが取れなくなり、あるのは毎月貯金を切り崩すばかり・・・だと、結局最終的には社会的に何者でもなくなって終わりになります。

予想されるのは、家族からの冷たい視線と冷酷な言葉「だから、独立するのに反対だったのよ!」・・・です。

預金通帳の残高が毎月目に見えて減っていくのと同時にそれまであった多くのモノを喪失することになるのはきっとかなり辛いハズです。

その喪失感は半端ないレベルだと思います。

だから、定年少し前に会社を退職して独立起業をするという選択肢を取る際にはよくよく自分の力量を考えたうえで実行する必要があると思います。

少なくとも、それなりの営業力を有していない人がそれをやるとほぼ失敗するという意識が必要です。

逆に言うと、

1.定年少し前ではなくもっと早く独立する

2.営業力を身につけ高める努力をしておく

という状態からの退職・独立であればうまくいく可能性はグッ!と高くなります。

サラリーマンとして働かせてもらっているうちに副業として「何らかのビジネスモデルを構築しておく」という意識を持つとさらにベターです。

いわゆる「二足のわらじ」状態で確実に稼げるようになっておくと精神的にかなりラクなハズですし、家族の心配や不安も解消できます。

「二足のわらじ」生活は大変だと思いますが、それは将来のための「産みの苦しみ」だと思って耐えるところです。

営業力に乏しい状態で調子に乗っていきなり外の世界に飛び出すことのないよう、特に高給取りで高年齢のサラリーマンは気をつけたほうが良いですね。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目のお勧め記事!

  1. 2016-12-8

    あなたは「お金の教育」を受けたことがありますか?

    世の中には自己流でも特段問題なくやり過ごせることと、自己流ではやり過ごせないことがあります。 …
  2. 2020-3-21

    連れ安(もらい事故)で株価を下げている会社(銘柄)を見つける

    このブログは具体的な株式銘柄を紹介するものではないし、本来、私は「株式投機」をおススメしていませんの…
  3. 2018-5-18

    インフレ時は貯蓄より「投資」が良い理由

    政府と日銀がインフレ率2%目標を掲げて、物価を一生懸命上げようとしていることを人々は忘れかけてきてい…
  4. 2017-9-2

    サラリーマン→個人事業主→法人社長という生き方

    世の中には、意図的に自分で描いた人生のステップを踏んで人生を謳歌していく人がいます。 サラリー…
  5. 2019-5-31

    投資を自分の人生に組み入れよう!

    普通の企業では、いわゆる「投資活動」がごく当たり前に行なわれていて、これなくして企業の存続/成長発展…
  6. 2021-3-19

    「何を」節約するか?が大事

    節約をするなら、たとえば「少しでも多くの金を貯める/残す」といった目的意識を持ち、自分で自分に言い聞…
  7. 2021-5-6

    トップを維持する大変さ/途中からしんどくなる

    以前、イチローが引退の記者会見で 「プロに入って最初の2年くらいは1軍に行ったり来たりでその頃…
  8. 2017-11-3

    毎月の生活費に困らない人の2つの共通点

    人が生きていくうえでお金は必要不可欠なものですが、そうした「生活するお金に困らない人」にはある特徴が…
  9. 2022-12-9

    ビジネスは「できないことをできるように」しないと繁栄できません

    人の成長とは「できなかったことができるようになる」ことにその本質があります。 同様に、ビジネス…
  10. 2017-10-31

    【重要マインド】成長なくして成功ナシ!

    赤ちゃんや幼稚園児くらいだと「自分の思い通りにいかないと八つ当たり」します。 小学生~中学生~…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る