大谷選手の凄さは誰しも認めるところで、彼の野球選手としての能力とパフォーマンスを否定する人はどこにもいないと思います。
そんな彼であっても、もちろん幼少の時期があり、中学・高校生の頃があったわけで、そんな頃の彼を見て「今活躍する姿」を想像・イメージできた人がいたとしたらその人もまた素晴らしい人だと思います。
そんな人が本当にいたかどうかは別として、可能性があるとしたら「スカウト」と呼ばれる職の人たちです。
スカウトの職に就いている人には「未来を見抜く/見たことが無いモノを現状からイメージすることができる」という能力が必要です。
俗に言う「青田買い」にはこうした力が求められます。
株式投機を行なう際にもこの「見抜く力」が必要です。
見抜く力を発揮し、将来の(もしくは本来の)株価に対して現状の株価があまりに安すぎる・・・割安な株価に放置されている・・・と思えば、その株式を積極的に青田買いするのみです。
世の中に出る前/万人に周知される前に「見抜き」事前に購入して後はじっと待つ・・・のが株式相場で大儲けする投資家たちです。
稼ぐ人は「見抜く」わけです。
逆に言うと、「見抜く人は稼げる人」・・・です。
「見抜けない人」は株でも稼げず、会社でも出世せず、いろいろコケます。
見抜けないのに、「自分が正しいと思い込んでいるといった思い上がりがある」うちは大成しません。
素直じゃないわけで、場合によっては「喰ってかかる」という暴挙に出る人もいますが、そんな態度ではうまくいくハズがありません。
「(将来を)見抜く力」を別名「先見力」とも言いますが、組織のリーダーにはとても重要で必要な能力の一つだと思います。