アマチュア競技だと試合結果の責任は自分で負うことが大事ですが、もし新記録を出せたならそれは仲間のおかげだと思う気持ちが大切だと思います。
記録を出した選手が天狗になってしまうとチームメートを小バカにして自分だけが優れているとカン違いしてしまいます。
競技である以上は記録更新は大切ですが、アマチュアの世界では記録よりも大切なものがあると思います。
それは仲間との友情・努力・分かちあいなどであり、それらが伴ってこその勝利です。
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アマチュア競技に限らず、プロの世界でも自分一人で戦っているわけではないし、周りにいるすべての関係者に感謝する気持ちは大切です。
同様に会社では働くサラリーマンも、自分一人で仕事をしていると思ったら大間違いで、実は多くの人の陰なる支えによって働くことができています。
そのことに気づくことが大事ですね。
私は会社組織でリーダーになる前からチームの組織力をどうやって発揮すれば一番効率が良いかをいつも考えていました。
行きついたのは、まず「個人の能力を上げる(成長させる)こと」であり、連れて「感謝と尊敬の念を忘れない」ということでした。
個人プレーに走る社員がいると組織力は発揮できませんし、個々人にそれなりの資質がなければ貢献できる成績も収められません。
そこで必要になるのは、「人間を知る」ということでした。
なかなか難しい命題でしたが、いろんな人と関わりを持つことでいろんな勉強をすることができました。
人間を知る・・・すべての事柄に感謝する・・・傲慢にならず謙虚さを忘れない・・・そうした心の姿勢は、すべてのリーダーに必要不可欠のものだと思います。