人は誰でも他人から命令口調で指示されるのはあまり気持ちの良いモノではありません。
職場で上司部下の関係があればこそ何とかガマンもできますが、そうした関係がなければ反感・反発をします。
上司は、「命令口調で指示をするのは最後の手段」と認識しておくことが大事ですし、普段はそんな乱暴な指示の仕方をしないで、もっと丁寧に指示を出すほうが賢明です。
ではどうするか?
いくつかテクニックはあるのですが、そのうちの一つが「確認話法で間接的に指示を促す」・・・というやり方です。
たとえば「明日までに仕上げろよ!」と言うのではなく、「明日までに仕上がるよね?!」と言うようにするテクニックです。
「こんな仕事サッサと終わらせろ!」
→「こんな仕事、君ならすぐに終わるよね?!」
「A社に謝りに行って来い!」
→「A社に謝りに行くんだよね?!」
・・・などです。
コツは、ちょっと細かいことになりますが、文字にすると「?!」という感嘆符が語尾に付くような言い方だと覚えると覚えやすいと思います。
リーダー職にある人は、マネジメント術の一つとして「命令口調を使わずに確認の言い方で指示をする」というやり方を使ってみると良いと思います。