経営リーダーであれば誰でも感じることの一つに「部下はなかなか経営リーダーの思惑通りに動いてくれない」・・・ということがあります。
中には、反発・反抗してリーダーの命に背く輩もいたりします。
だからこそ、古今東西、昔から「人を動かすことの大変さと大切さ」を説いたビジネス書がたくさん存在しているわけですが、人を動かすにはまず「言葉・表現が適切であること」が必要です。
そして、その「言葉・表現」に欠かせない要素の一つとして挙げられるのが「物事の本質を突いていること」・・・です。
単なる言葉の暴力的な命令だと、その場限りで人を動かすことはできても継続して人を動かしたり、以降の自発的・能動的にその人が動くように仕向けることはできません。
そうなるためにはやはり「本質をついた言葉・表現」が肝となります。
言葉が本質を外していたら、人が動くのは一時的・限定的です。
まあ、表層的ではなく本質をついた言葉であったとしても人を100%動かし続けることはできませんが、それでもその確率はグッと上がるハズです。
そうした言葉だからこそ聞き入れる(た)・・・という人は多くいるものです。
そして、本質を外さないためには「意見を排除し、事実を的確に観る」ことが必要です。
意見はさまざまですが事実は一つに絞られます。
経営リーダーは、各種意見に翻弄されることなく、事実を見極め、その事実に基づいて本質を突いた言葉や表現で部下を動かすことを意識すると良いと思います。