着眼大局、着手小局

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

経営では「着眼大局、着手小局」の発想が重要です。

 

着眼大局とは全体を見て進むべき方向を示すことです。

 

経済が成長期にあった昭和の時代では過去を踏襲して「今まで通りにマネジメントを行なっていればそうそう失敗はなかった」ように思えます。

 

ところが、平成~令和となるにつれ世界の流動性や情報の伝達読度が極端に早まり、かつてのような「過去の踏襲だけ」では済まされなくなりました。

 

コロナ禍においてその傾向がますます強くなり、価値観も大きく様がわりしました。

 

このような時代での組織運営では、今まで以上にまずはトップが目指すべき方向を大きく示す必要があります。

 

そうした大局を示すのは、良くも悪くもトップにしかできないことです。

 

・・・・・・

また「着眼大局」と併せて大事なのが次の「着手小局」の発想です。

 

大きな方向だけ示して「あとは自分で考えなさい」では動くものも動けないくなります。

 

示した大局を目指すためには何から始めればよいのか?

→ 小さな次元に落とし込んで具体的にトップ自身で示すことが必要で、これが「着手小局」です。

 

ただしリーダーが着手小局を具体的にするのは一手か二手くらいまでに留めておいて、そこから先は「自分たちで考えなさい」が適切だと思います。

 

三手・・・四手・・・五手・・・までも示し続けていたら、下の立場にある人は自然と「指示待ち人」と化し、「言われたことしかやらない」状態に陥ります。

 

どのあたりまで手本を示し、どこから先は任せるのか?・・・この微妙なところを手探りで使い分けることもマネジメントの要諦です。

 

規模が小さいところでは「自分でやったほうが早い/確実だ」というケースもよくある話ですが、それでは組織が伸びませんから、やはりリーダーは「着眼大局、着手小局」を全部自分でやり切ろうとはしないほうがベターです。

 

「俺の言うとおりにせよ!余計なことをするな!」では下は育ちませんし、次から自分で考えなくなるので成長を阻害します。

 

そんな「事なかれ主義」の状態では組織はいずれ崩壊します。

 

リーダーはそうしたことをよくよく考えて、自分が責任を負うことも前提においてマネジメントを行なうことが大切だと思います。

 

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目のお勧め記事!

  1. 2017-3-31

    てるみくらぶ倒産に思うサラリーマンの選択・・・

    会社でクビになるサラリーマンの多くは実際に「クビ宣告」がされるまで、自分の生活が常時不安定に晒されて…
  2. 2023-7-20

    【成功のコツ】迷ったら全部やる!

    今でも覚えていますが、社会人になりたての頃上司からよく言われた言葉に「変な考え休むに似たり/悩んでい…
  3. 2019-12-1

    投資・資産運用では退場しないことが大事/敗者のゲームと知る

    たとえばテニスの試合で、プロ選手とプロ選手が試合をするときと、素人が素人と試合をするときとでは、勝負…
  4. 2017-2-17

    投資の一歩を踏み出しましょう!

    学校では「お金の授業」がありませんから、お金について学ぶのはみんな自分次第ですし、いわゆる独学中心に…
  5. 2023-1-25

    【重要】今年1年間は稼ぎを諦めてでも仕組みつくりに専念するのもアリ?!

    コロナの特別融資の返済+急激な円安+物価高など、経済環境の悪いところを見つけようとすればいくらでも出…
  6. 2020-4-25

    環境の変化に対応しなければ生き残れない

    かつてダーウィンが『進化論』で説いたこと =「生き残るのは強いものでも優秀なものでもなく変化に…
  7. 2018-1-26

    1ヶ月「5万円収入増」の仕組みを作る方法とは?

    サラリーマンが給料を「月額5万円アップ」しようとしても、給料は自分の直接のコントロール下にないのでそ…
  8. 2019-8-19

    「お金持ちは悪いヤツ」という洗脳?

    日本人はどちらかというと「お金=汚いもの、お金持ち=悪人」・・・といったイメージを持つ人が多いとよく…
  9. 2018-2-1

    己を奮い立たせる言葉を持とう!

    サラリーマンの多くは、歳を重ねるにつれて会社内で地位が上がり、経済的にもゆとりができて、若い頃を振り…
  10. 2017-12-13

    2回立ち読みするほどの雑誌や本は・・・

    書店やコンビニでは雑誌や書籍を立ち読みすることがけっこう可能です。 たまたま時間が空いたときな…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る