今の仕事が楽しくて、その仕事をやることでスキルやノウハウや各種経験を積める・・・と理解している人はかなり幸せな人だと思います。
そういう人はその領域でとことん(極端に言えば死ぬ一歩手前のところまで)自分を追い詰めてその仕事を極めていくと良いと思います。
若いときは身体も脳もそれなりにムリが利きますから、どんどん突き詰めていって吸収すべきことをたくさん窮すれば良いと思います。
それがきっとその後の人生で大きなアドバンテージを作れることにつながります。
普通の人が30歳くらいで手に入れるものを25歳くらいでゲットできるならかなりのラッキー!です。
ところが、ほとんどの人は仕事が楽しくなかったり、続けていっても果たしてどんなスキルやノウハウが身に付くのかわからなかったり、今の経験がこの先の人生でどう活かせるのかわからずにもがいている人たちだと思います。
そうした人たちは、仕事に埋没して人生を消費するのではなく、何度も自分と自分の人生を見つめ直す時間と機会を持つことをおススメします。
忙しいからと日々の雑事に流され、そうした時間をとることを拒んでいるとあっという間にムダな1年・・・3年・・・5年が過ぎていきます。
サラリーマンが40歳も過ぎてこの状態だと、もう今の会社にしがみついて定年まで飼ってもらうという選択肢しか見えなくなります。
今の時代、そういう人がヒラ社員のまま残業を規制されて手取りが増えないとか、地方へ転勤させられるとか、場合によってはリストラされるとかの憂き目に遭います。
これから先の人生では「できない言い訳」が増える一方で決して減ることはないと思います。
だから「今という時間」をムダに消費してはいけないし、自分を見つめ直して「自分は何ができるのか?」とか、「どんな人生を送りたいのか?」とか、「自分が幸せな生き方を思えるのはどんな生き方なのか?」などを真剣に考えることが大事だと思います。