人は他人に嫉妬してしまう生き物ですが、「嫉妬」は三毒の一つにも数えられる排除すべき感情です。
嫉妬しても何も良いことは起きません。
「他人が何をしているか/何を持っているか」といった自分にコントロールできないことに目を向けるのをやめて、「自分が何をするか/自分が持っているモノをどう活かすか」といった自分でコントロールできることに意識を向けるほうが良いと思います。
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「 信念の無い富める男は、貞操を知らぬ貧しい女よりも現代社会にとって危険である 」
とは、皮肉感の強いバーナード・ショウの所見です。
信念は哲学に通じます。
信念を持っている人は、目標達成に向けて「頑張る」ことができ、簡単にあきらめるようなことはしません。
でも、信念のない人は、哲学もなく、何かをちょっとやって自分の思い通りにならないとすぐに諦めます。
自分の思い通りにいかないのはそこに成長余地があるからなのに、現状の自分の力量だけで何かを成そうとする姿勢では「成長機会」を失うだけです。
そして、他のデキる人/何かを成し遂げる人に嫉妬したりします。
自分にはできないのに、なぜあいつはできるんだ!・・・と。
人間は感情の動物だ・・・とはよく言われますが、その感情がなかなか収まらないと、ときに暴発的に人は行動したりするので、時と場合によってはちょっと厄介です。
感情の基本は「喜怒哀楽」ですが、それ以外でも細かい感情の機微は多々あります。
そんな中で、これって何が良いの?何の役に立つの?誰が得するの?・・・と思えるものの代表例が「嫉妬」です。
嫉妬する自分に気づいたら、すぐにその感情を捨て去るように努めることが大事だと思います。