私は客船クルーズの旅が好きで、昨年は3回クルーズ旅行(韓国/台湾/グアム・サイパン)に出かけました。
今年も今日からクルーズ旅行(韓国)に出かけてきます。
私には時間があるのでクルーズ旅行も特に問題ありませんが、普段なかなか旅行に出かけられない人(←仕事をしていてまとまった長期の休みを取れない人)はクルーズでのんびりした日々を過ごすよりも飛行機でパッ!と目的地へ行って短い期間にいろんな場所へ行くほうを選ぶかもしれません(私も現役時代はそうでした)。
また、誰かに誘われて初めてクルーズ旅行に参加する人の中には半分イヤイヤの気分で参加する人もいるようで、そういう人は乗船したときからもう下船するときのことを考えていたりします。
ましてや、出発してすぐに船が揺れて船酔いをしたなら、内心では声を大にして「参加すべきでなかった」という大きな言い訳がその人の中で成り立ち、「もう帰りたい」となります。
ところが、1日・・・2日・・・3日・・・と経っていくと初日の船酔いなんかもうどっかへ吹き飛び、むしろ楽しいことのほうが多くなって俄然クルーズを楽しむようになっていたりします。
ネガ < ポジになった状態です。
人はそうなると「行動する意欲」が「行動しない意欲」を大きく上回るようになります。
そして、タイミングが合えばまた次回のクルーズ旅行に行ってみようかな!?・・・となります。
もう帰りたい → この時は「目の前の対策をしようとしていない」か、もしくは「目の前の状況への対策本気度が低い」ときでした。
しかし、何かのきっかけがあればその意識が壁を越え、「難局を乗り越える」に意識が向かっていきます。
そうなると愚痴も出ないし、出る言葉は「これくらい平気/これくらいはどうってことない」になるわけです。
人は何とも面白い生き物です。
出来事は一つでもその捉え方は状況に応じてさまざまです。
出来事が人の感情を左右するのではなく、出来事への「とらえ方」が人の感情を左右します。
ネガ<ポジになると人は乗り越える意欲が出てくるので、どんな出来事に対しても「ポジティブ」になるようなとらえ方を意識的にやってみると自己成長が早まると思います。