ダーウィンの進化論/Amazon旧本社ビルの「アイスベア」に共通すること

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ダーウィンは『進化論』の中で「強いものが生き残ったではない。優秀なものが生き残ったのでもない。生き残ったのは自ら変化したものだけだと説きました。

アメリカのAmazon旧本社ビルのエントランスには、かつて「アイスベア」というシロクマのような骨格標本が飾ってあり、そこには「Bepeculiar(独自であれ)」の文字が記載されていたそうです。

Amazon創業者のジョフ・べゾフが、自費で購入して飾ったとのことで、彼の意図はこうだったようです。

→ このクマは気候変動が起きても今までと同じ生活をして、同じモノを食べて、同じ場所にとどまっていたため絶滅してしまった。

彼らが南の方に移動したり、食べたことの無い植物や動物を食べたりするちょっと変わったクマだったら、もしかしたら生き残れたかもしれない。

Amazonもその例外では無い、今までと同じ環境に甘んじていたら我が社の未来はない・・・。

・・・・・・・・・

双方に共通しているのは「現状維持の否定/変化することへの希求と恐れずの心を持つこと」です。

世界ではいろんな事象の変化が起きています。

数秒単位・数日単位で見ればそれほど変化は無くても数年単位で見れば確実に時代は変わっています。

その時代の変化に対応して自らも変化していかなければ生き残るのは難しく、特に「企業経営」ではそれが当てはまります。

ところが、人は現状維持を好む傾向が強く、大多数の人は考え方を変えられず、行動を変えられず、その場から動こうとしません。

「アイスベア」のように環境変化に対応できず「絶滅する側」になってはいけないですね。

投資の世界には「人の行く裏に道あり花の山」という格言がありますが、他人と違う道を選択できる意思と決断力は重要です。

周りのみんなと一緒になって同じように考え、同じように行動していたら知らず人生のワナに嵌って大変なことになるかもしれません。

幸せに暮らし続けるため、適切に生き残っていくため、古い考え方を改め(変え)、自らの行動を変えていく必要がある・・・と悟ることは大事だと思います。

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