信長・秀吉・家康の「鳴かないホトトギス」の例え話は有名です(本当の話かどうかは別として)。
少し似た話に置き換えてみます。
→ 自分の将来に何らかの不安があるとき(多くの場合、経済的な面です)、その不安に対してどう対処するかで自分が上記の3武将のいずれのタイプか見えてきます。
信長タイプ・・・不安なんて無視しちまえ!
秀吉タイプ・・・不安を安心に変えてみせよう!
家康タイプ・・・不安が無くなるのをじっと待とう
どのタイプが良いかは人の主観によりますが、私は秀吉タイプの「不安があるならそれを安心に変えよう」と発想するのが良いと思っています。
なぜなら、信長タイプはリスク大で将来に困った事になる恐れが高まりますし、家康タイプは他者任せで自分でコントロールすることではないので何がどうなるかわかりません。
言えるのは「信長タイプも家康タイプも一種の運任せ」に過ぎず、自分の手で自分の人生を切り拓こうとしているのは秀吉タイプだけ・・・ということです。
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スゴく極論ですが、人生には不安があるから楽しいという見方もできます。
不安というのは「未来に対する不確定さ」であり、それはつまり「頑張り次第では青天井の未来が待っている」とも言えるからです。
公務員のように、入った途端定年までの未来がほぼ見えてしまう・・・というのは面白みに欠けます。
面白みに欠けるというのは変化がない/意表を突く出来事や良い出会いがない・・・ということです。
ステキな未来には「挑戦」とか「変化」という因子が必要です。
頑張りたくない、辛いことはイヤだ、継続?努力?真っ平ゴメンだ!・・・という人には不安がネガティブな形で現実化するかもしれませんが、その逆の価値観を持って生きている人にとってはどこでどんなことがきっかけで確変青天井状態になるかわかりません。
このプロセス自身も非常に面白いのですが、そもそもそうした価値観を持って生きていること自体がすばらしいと思います。
不安があることがいけないことではなく、また不安を安心に変えることだけが良いというわけでもなく、「自分の人生は自分でコントロールして生きよう」とする姿勢を持つことが大事なのだと思います。