同じ1年365日を過ごすにしても、何となく日々を過ごしてしまう人と、何らかの目的意識を持って過ごしていく人では1年後の成長度合いに大きく差が生じます。
1日、1週間、1ヶ月ではその差は気づかないレベルかもしれませんが、「365日=1年間」で考えればかなり大きな開きになっています。
さらには、それが1年にとどまらず2年・・・5年・・・10年と経っていけばその差はさらに甚大です。
まったく別次元の人生を歩むくらいの「差」が出ていると言えます。
そうしたことは、〇十年ぶりの同窓会(中学校や高校など)に出席したときに感じられます。
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ほとんどの人は、毎日を目的なく流されるように生きているものです。
サラリーマンは何となく朝起き、何となく朝食を食べ、何となく出勤し、何となく働き、家に帰っても何となくスマホやテレビを見て暮らしています。
何となく・・・は、「会社・上司に要求されたことをこなすことばかり考えて」と言い換えられます。
その結果どうなっているのか?というと、お金も経験値も想い出もスキルもほとんど残らない人生となり、そのまま何となく定年退職の日を迎え、その後も何となくダラダラと余生を送る羽目になります。
これらを翻し、より良い人生を送るにはどうすれば良いか?と言えば、「何となく行動することを止め、日々、成長と想い出を念頭に置いて有意識で行動することを心掛ける」ことが一つの正解となります。
最初は慣れないためなかなか難しく感じられるかもしれませんが、徐々に慣れていくと思います。
そうやって意識すると(心掛けると)、すべての行動に意味・意義が生じ、自分の行動には意味がある!と自信もつきます。
毎晩、寝る前に「今日は少しでも成長できたか?」「今日は素晴らしい想い出を作れただろうか?」と問うてみるのも一手です。
反省と改善・工夫をする姿勢は通常の仕事にも良い影響を及ぼします。
今のわずかな差は将来大きな差となって自分に還ってくることを忘れず、また、最初からすべてが完璧にできることはない・・・という逃げ場も確保しつつ、自分の成長を成し遂げていくと良いと思います。