かつて、結婚式で「三合(さんあい)主義を大切に」という話をしてくれた人がいました。
「三合」とは「助け合い、分かち合い、譲り合い」のことだそうです。
「三合」はもちろん夫婦間でも大切ですが、それだけに限らずあらゆる人間関係でも大事ですし、もっと言うと「国家間」においても重要です。
これがなければ「紛争・戦争」になっていきます。
相手に対して、譲り合おうという気持ち/分かち合おうという気持ち/助け合おうという気持ちがあれば皆平和で安心できる生活を営むことができます。
少し似ている概念に「自助、互助、公助」があります。
自らが自分を助ける・・・お互いに助け合う・・・国などの公的機関が困っている者を助ける・・・ということですが、一言でまとめると「扶助」です。
扶助の卑近な例は「寄付」です。
三合・・・扶助・・・寄付・・・といった概念をもっと強く人の心に浸透させる教育を施すことができれば、イライラしたり頭にくることも減らせるでしょうし、世の中はより平和になっていくでしょうね。