会社内には大学新卒で入社してきた22歳くらいの若者もいれば、その2倍の歳をとった44歳くらいの中堅社員もいれば、さらにその上をいく66歳くらいの定年退職後の再雇用された人もいます。
Q. 44歳の管理職サラリーマン/ビジネスマンにあって、22歳の新卒社会人なり立てサラリーマンにないモノは何でしょうか?
→ 答えは「ビジネス的社会経験」と「金銭的余裕」です。
新卒レベルのサラリーマンにはまだまだ「ビジネス的経験」はありませんし、ほとんどの若手社員人は「金銭的余裕がない」状態です。
サラリーマンとして働いていくうちにこの2つを手に入れることができますし、逆に言うと手に入れないといけません。
大事なことなのでもう一度書きます。
サラリーマンとして働いていくうちにこの2つを手に入れることができますし、手に入れないといけません。
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社会人になって10年・・・20年・・・も経つのに、ビジネス的経験値がほとんどなかったり、家計において毎月収支トントンレベルの生活で貯金なんてほとんど無い・・・というのはとても残念な状態と言えます。
そうならないように若いうちから意識を持って取り組むこと(←ビジネス的経験を積む+金銭的余裕度を高める)が大事です。
社会人としてスタートした後は少しずつ「貯金」が重要になってきます。
少なくとも300万円以上の貯金≒自分の年収分くらいの貯金ができていないとその先の選択肢が限られてしまいます。
年単位で見たとき、収入より支出が多いというパターンでは家計が赤字経営というのと同じですから、それでは金融機関をはじめとしてほとんどの人から金銭的信用は得られませんし、家計の経営者として経営失敗/失格です。
まあ、貯金に執着することなく「お金を使う」ことで「人生経験を積む」ことも大事なので、若いうちはそれほど貯金にこだわる必要はありませんが、それでも毎月定額貯金を積み立てていく意識は必要です。
1年では差はつかなくても10年も経てば大きな差となって表れてきます。
22歳~25歳くらいまでの「ビジネス経験+貯金」にはあまり差は生じないかもしれませんが、44歳~50歳くらいになってくるとその差は顕著な差になります。
その時になって慌てても年齢的にそれまでの怠慢を挽回するのはかなり難しい(ほぼムリ)です。
自分に厳しく、意識レベルを高く保って、常に何かに挑戦する姿勢を崩さず、またサラリーマン人生を謳歌していくためにも上記「ビジネス的経験を積む+金銭的余裕度を高める」ようにすると良いと思います。