
10年前の今日、2015年9月10日に、私は88日間の世界一周クルーズへ旅立ちました。
いやあ~、あれからもう10年が経つとは・・・。
船は約3か月かけて日本に帰ってきました。
北半球のスエズ運河を通ってヨーロッパ各地を巡り、その後パナマ運河を通って南米のほうへ行き、その後南半球オセアニアを経由し、そこから北上して日本に戻るコースです。
何とも非日常的で、初めての体験が多くでき、最高の時間を過ごすことができましたし、人生の一つの分岐点となった思い出の旅路でした。
その1年前の50歳時に会社を退職していますから、結局、大学卒業後に働いていた期間は26年間でした。
26年間は長い時間でした。
その後の今日に至る無就労11年間はかなり短い時間に感じられます。
会社を退職した頃は娘(下の子)がまだ高校生でちょうど大学進学を控えていた時期だったので、50歳で退職(リタイア)するというのは一般的には無茶な話に捉えられがちだったかもしれません。
ただ、私は「今後」を乗り切っていく見込みを持っていました。
そうした目論見があったからこそ会社を辞めたわけですが、今後=自分の人生で、この先に何が起きて、どのくらいのお金が必要になるか・・・を予め計算していましたし、それを可視化・認識をしてそれに備えるお金の扱いを既に始めていたからです。
その根底にあったのは「投資」であり、「権利収入」であり、最大の肝は「不動産投資による家賃収入の確保」でした。
これがなかったら今日はないし、絶対になし得なかった・・・と思います。
好きとか嫌いではなく、「これ以外に方法が無かったから選んだだけ」・・・とも言えます。
自分の人生の「ライフプラン」を持つことは大事だと思いますし、同時に「何度も書き換える」ことも大事です。
他の誰でもない自分自身の、しかもたった一度限りの人生ですから、自分の思うように生きてみる・・・自分が描いた人生を夢で終わらせずに現実化する・・・という発想はとても大切だと思います。